国内

「主婦合コン」参加者が増加中 女性陣には厳格な選考会も

綾瀬主演ドラマ『奥様は、取り扱い注意』で注目された主婦合コン

 毎週視聴率11%超を記録するドラマ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)。高級住宅街で専業主婦となった元・特殊工作員の主人公が、DVやセックスレスなどの家庭問題から誘拐事件や殺人事件まで、ご近所で起こるさまざまなトラブルを解決するため奔走する。しかし、この「主婦合コン」から起きた友人の“心のゆれ”にはなすすべがなく──。

 さほどノリ気ではなかったのに、夫への不満とストレスから何気なく参加した“主婦合コン”。広々としたテラスが見渡せる高級レストランのテーブル席には、若くて溌剌とした男子が5人。つい夫とはできない話にも花が咲き、年下男子と2人きりで会話が盛り上がってしまう。帰り際に頼み込まれ、連絡先を交換。その日から、他愛ないLINEが来るたびに胸がときめいてしまう。「夫以外の男の愛情を受け入れる決心をした」──そう心をおどらせる広末涼子(37才)演じる主婦を、綾瀬はるか(32才)演じる主人公は心配そうに見つめる。

 この秋のヒットドラマ『奥様は、取り扱い注意』で注目されたこの「主婦合コン」シーン。視聴者からは「ヤバい。怖すぎ」「主婦をターゲットにした合コンなんてホントにあるの?」と声が上がっている。

 実際に「主婦合コン」は存在する。それどころか、ここ数年は静かなブームになっていると恋愛コラムニストの島田佳奈さんは言う。

「10年ほど前から徐々に広まっていきました。その後、リーマン・ショックで主婦のお財布のひもも固くなり、下火になりましたが、ここ数年、復活の兆しがあります。景気が上向いてきて主婦に金銭的にも精神的にも余裕が出てきたのが要因ではないでしょうか」

 毎月の主婦合コンが楽しみだと言うのは38才主婦・Sさんだ。

「基本はママ友から誘われますね。相手は私たちと同じ既婚者や、人妻という言葉に誘われてきた若い男の子だったり。合コンは子供を預けられる日の夜が多いです。本当は時間がある昼がいいけど、日中は大学生やフリーターみたいな男しか来られませんからね。子育てが落ち着いて、自由な時間が増えたのもありますが、専業主婦だから男性とかかわる機会がなくて、“このままじゃまずい”って焦りがありました。

関連記事

トピックス

寄り添って歩く小室さん夫妻(2025年5月)
小室眞子さん第一子出産で浮上する、9月の悠仁さま「成年式」での里帰り 注目されるのは「高円宮家の三女・守谷絢子さんとの違い」
週刊ポスト
TUBEのボーカル・前田亘輝(時事通信フォト)
TUBE、6月1日ハワイでの40周年ライブがビザおりず開催危機…全額返金となると「信じられないほどの大損害」と関係者
NEWSポストセブン
ラウンドワンスタジアム千日前店で迷惑行為が発覚した(公式SNS、グラスの写真はイメージです/Xより)
「オェーッ!ペッペ!」30歳女性ライバーがグラスに放尿、嘔吐…ラウンドワンが「極めて悪質な迷惑行為」を報告も 女性ライバーは「汚いけど洗うからさ」逆ギレ狼藉
NEWSポストセブン
夏の甲子園出場に向けて危機感を表明した大阪桐蔭・西谷浩一監督(産経ビジュアル)
大阪桐蔭「12年ぶりコールド負け」は“一強時代の終焉”か 西谷浩一監督が明かした「まだまだ力が足りない」という危機感 飛ばないバットへの対応の遅れ、スカウティングの不調も
NEWSポストセブン
田中圭の“悪癖”に6年前から警告を発していた北川景子(時事通信フォト)
《永野芽郁との不倫報道で大打撃》北川景子が発していた田中圭への“警告メッセージ”、田中は「ガチのダメ出しじゃん」
週刊ポスト
TBS系連続ドラマ『キャスター』で共演していた2人(右・番組HPより)
《永野芽郁の二股疑惑報道》“嘘つかないで…”キム・ムジュンの意味深投稿に添付されていた一枚のワケあり写真「彼女の大好きなアニメキャラ」とファン指摘
NEWSポストセブン
逮捕された不動産投資会社「レーサム」創業者で元会長の田中剛容疑者
《無理やり口に…》レーサム元会長が開いた“薬物性接待パーティー”の中身、参加した国立女子大生への報酬は破格の「1日300万円」【違法薬物事件で逮捕】
週刊ポスト
2日間連続で同じブランドのイヤリングをお召しに(2025年5月20日・21日、撮影/JMPA)
《“完売”の人気ぶり》佳子さまが2日連続で着用された「5000円以下」美濃焼イヤリング  “眞子さんのセットアップ”と色を合わせる絶妙コーデも
NEWSポストセブン
話題のAIビデオチャットアプリ「Castalk(キャストーク)」
「リアルだ…!」グラビアアイドル・森咲智美と2人きりで「ふれあいタッチ」も AIアバターアプリ「Castalk」を男性記者が体験してみた
NEWSポストセブン
石川県を訪問された愛子さま(2025年5月18日、時事通信フォト)
「バッグのファスナーをすべて開けて検査」愛子さま“つきまとい騒動”で能登訪問に漂っていた“緊張感”
NEWSポストセブン
母・佳代さんと小室圭さん
《眞子さんが第1子出産》小室圭さんが母・佳代さんから受け継ぐ“おふくろの味”は「マッシュポテト」 関係者が明かす“佳代さんの意外な料理歴”とは
NEWSポストセブン
群馬県草津町の黒岩信忠町長、町長からわいせつ被害を受けたという嘘の告訴をした元町議の新井祥子被告
「ずるずるずるずる、嘘を重ねてしまいました」…草津町長への“性被害でっち上げ” 元女性町議が裁判で語った“発言がどんどん変わった理由
NEWSポストセブン