ライフ

がんにピンポイント照射、副作用少ない「トモセラピー」とは

トモセラピーは副作用も少ない

 前立腺がんは、進行度により、初期のI期から転移のあるIV期に分けられる。人間ドックなどで腫瘍マーカーであるPSA値の検査が導入されたことで、ごく初期の前立腺がんの発見も可能となった。

 前立腺がんの治療は、主に手術と放射線、ホルモン療法があり、進行や状態によって治療法を選択する。がんが前立腺内に留まっている場合は、手術や放射線治療が選択されるが、前立腺からリンパ節に転移している場合、手術の適用にはならず、ホルモン治療と放射線治療が行なわれる。

 近年、正常細胞に対する影響が少ないとして注目されているのが、放射線トモセラピー治療だ。JCHO東京新宿メディカルセンター放射線治療科の黒崎弘正部長に話を聞いた。

「トモセラピーは、がんに対してピンポイントに放射線照射ができる強度変調放射線治療(IMRT)の専用機としてアメリカで開発されました。CTと放射線照射器を一体化させ、照射直前に3次元3DのCT画像撮影を行ない、前立腺や近くの直腸、膀胱の位置関係を確認しながら、がんだけに大量に放射線を当てることができます。結果、正常細胞には極力照射せずに治療を行なえます」

 前立腺の位置は、周囲にある直腸のガス、膀胱内の尿の量によって微妙に変わる。その点、トモセラピーは従来の放射線照射装置とは違い、一体化されたCTで3次元3D撮影が同時に行なえるので、位置を補正しながら照射することができる。また放射線を360度らせん状に照射することで、放射線をがんだけに集中することが可能となり、がんの部分だけをくり抜くような照射もできるようになった。

 通常、治療は外来で76グレイ(照射量の単位)の放射線を月曜日から金曜日まで8週間、合計38回を連続で照射する。1回にかかる時間は、CTによる位置合わせも含めて約20分で終了する。

トピックス

高市政権発足後、1999年から26年にわたった自民党との連立から離脱した公明党は、立憲民主党と新党「中道改革連合」を結成(時事通信フォト)
「中道改革連合」結成で改めて注目される“政治と宗教” 政教分離と信教の自由の原則のなか、「政治と宗教が手を結び、選挙を通じて望みを実現する」のが現代の特徴 
女性セブン
送検のため警視庁本部を出る佐藤伸一容疑者(右:共同)
《“色白すべすべボディ”の“ちっちゃい峰不二子”に…》「金もってこい!!」カリスマ東大教授が高額おねだりで収賄疑い…夢中になった”バニーガール風俗”の実態
NEWSポストセブン
宮根誠司がMCの『情報ライブ ミヤネ屋』(番組公式HPより)
《『ミヤネ屋』終了報道》宮根誠司が20年以上続いた老舗番組を卒業、「安定」より「挑戦」求めたか 臨床心理士が分析する決断の背景とマンネリ化
NEWSポストセブン
NY晩餐会に出席した大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《大谷翔平にエスコートされて》妻・真美子さんがNY晩餐会で羽織った“シックな黒艶コート”は全サイズ売り切れ…ブランドは「場合によって再販の可能性」 
NEWSポストセブン
2025年に成年式を終えられた秋篠宮家の長男・悠仁さま
悠仁さまが30平米庶民派マンションで一人暮らし…大学生活で直面する「息苦しいまでの制約」とは? 〈過去の皇族には「部屋は警護室直通」「山荘を建てた」ケースも〉 
NEWSポストセブン
「新年祝賀の儀」に臨んだ秋篠宮夫妻(時事通信フォト)
《ベルスリーブ、大きなリボン、黄緑色のセットアップ…》紀子さま、“鮮やかな装い”を披露されることが増加 “将来の天皇の母”として華やかな雰囲気を演出か
週刊ポスト
公用車事故にはナゾが多い(共同通信/時事通信)
「アクセル全開で突入」時速130kmで衝突した公用車に「高市氏キモ入りの大物官僚2名」重傷で現在も入院中…総理大臣官邸から発車後30秒での大事故、内閣府が回答した「当日の運転手の対応」
NEWSポストセブン
もともと報道志向が強いと言われていた田村真子アナ(写真/ロケットパンチ)
“TBSのエース”田村真子アナが結婚で念願の「報道番組」へシフトする可能性 局内に漂う「人材流出」への強い危機感
週刊ポスト
ニューヨーク晩餐会に出席した真美子さん(提供:soya0801_mlb)
《どの角度から見ても美しい》真美子さん、NY晩餐会で着用“1万6500円イヤリング” ブランドが回答した反響「直後より問い合わせが…」 
NEWSポストセブン
逮捕された羽月隆太郎選手(本人インスタグラムより)
広島カープ・羽月隆太郎容疑者がハマったゾンビたばこ…球界関係者が警戒する“若手への汚染” 使用すれば意識混濁、手足痙攣、奇声を上げるといった行動も
NEWSポストセブン
米・ニューヨークで開催された全米野球記者協会(BBWAA)主催の晩餐会に大谷翔平選手と妻の真美子さんが出席(左・時事通信フォト)
「シックな黒艶コートをまとって…」大谷翔平にエスコートされる真美子さんが晩餐会に入る前に着用していた“メイドインジャパン”なファッション
NEWSポストセブン
Number_iの平野紫耀
《これだと次回から裏口から出すよ!》平野紫耀の全身ヴィトン姿にファン殺到…“厳戒態勢”の帰国現場で見せた“神対応”と現場の緊迫感
NEWSポストセブン