本来は、明治維新で廃藩置県を行なった時に府県や市町村の概念と役割をきちんと定義すべきだったのにそれをしなかった。その上、政府が次々に新たな制度を作るから、地方自治体は役割が不明確で中途半端な状態になってしまったのである。そして、そもそも自治体とは名ばかりで三権のいずれも持っていないために「自治」は全くできない。
いま日本が低迷・停滞から抜け出せない最大の理由が、ここにある。
※週刊ポスト2018年2月16・23日号
本来は、明治維新で廃藩置県を行なった時に府県や市町村の概念と役割をきちんと定義すべきだったのにそれをしなかった。その上、政府が次々に新たな制度を作るから、地方自治体は役割が不明確で中途半端な状態になってしまったのである。そして、そもそも自治体とは名ばかりで三権のいずれも持っていないために「自治」は全くできない。
いま日本が低迷・停滞から抜け出せない最大の理由が、ここにある。
※週刊ポスト2018年2月16・23日号