スポーツ

カーリング美女・藤澤五月はホントに韓国で人気なのか?

韓国でも確かに人気(撮影:竹田氏)

 史上初の決勝トーナメント進出という快挙を成し遂げた日本女子カーリング。プレー中の笑顔がかわいいと話題になっているが、中でもスキップ・藤澤五月については「韓国でも人気沸騰」と報じられている。本当なのか。カーリング取材歴9年で、平昌五輪現地を取材した竹田聡一郎氏がリポートする。

 * * *

 女子カーリングはラウンドロビン(総当たりの予選)が終了し、いよいよ準決勝が始まる。

 日本代表のロコ・ソラーレ北見は史上初のクオリファイ(決勝トーナメント進出)を果たす快進撃。試合内容のほかにも、「おやつタイム」に「そだねー」という道産子の方言など、話題にこと欠かない。

 カーリングに関する報道が数多ある中で、“韓国内でスキップの藤澤五月が可愛いと話題になっている”という記事が複数出ている。

「カーリング藤澤五月、韓国で検索上位 笑顔が非スポ根?」(朝日新聞デジタル、2月20日)
「カーリング藤澤五月が韓国女優似とネットで急上昇」(日刊スポーツ、2月20日)
「カーリング女子、藤澤五月『男心を撃つ10大美女』に 氷も溶かす韓国メディアの“ラブコール”」(産経ニュース、2月20日)

 など、複数の媒体が伝えている。日刊スポーツの書いた韓国女優とは、2008年の映画『過速スキャンダル』の主演でブレイクしたパク・ボヨン(28歳)だ。明るく「チョンスンハンウェモ」(清純な外見)が共通しているらしい。

 朝日が書いたように、実際に韓国の大手検索サイトNAVERで「日本 カーリング」と入力すると、検索ボックスには検索予測候補のキーワードで「藤澤五月」が浮かぶ。まとめや個人ブログなどが多く、プロフィールなどの基本情報がほとんどだが、ラウンドロビンで韓国に勝ったこと、カーリングの技術が高いこと、お父さんの影響でカーリングを始めたことなどが記されている。

 しかし、その人気はネット民だけではないのか。本当にフィーバー中なのか、ソウルの街で若者に聞いてみることにした。

 まずはガイドをしているキム・チソン君(26歳)だ。日本語が上手だ。

「カーリングは初めて見ましたけど、面白いです。藤澤選手はよく笑う可愛い子ですね。みんな言ってますよ。さすがに韓国にはもう勝って欲しくないですけど、頑張ってほしい」

 愛国心には勝てないようだが、いい印象を持っていることは間違いない。

関連キーワード

関連記事

トピックス

小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン