スキー連盟関係者は、「銀メダルを獲得したソチ五輪後に政界からのアプローチがあった。所属先の社長を通じて話もあったが葛西が首を縦に振らないまま4年が過ぎた」と明かす。
あくまで選手として現役を続ける意志が固く、その思いは今も変わっていないようだ。所属先の土屋ホームはこう話す。
「(議員の)先生方からお手紙やお話をいただいたことはこれまでもあったようですが、今も葛西は『そのつもりはない』と固く、強く、言っています」(同社・スキー部広報)
露骨な票欲しさの政界からのアプローチ、どうも“飛型点”は低いようだ。
※週刊ポスト2018年3月16日号