ビジネス

星野リゾート都市型ホテルの勝算 OMOレンジャーが街案内も

星野リゾートスタッフが扮する「ご近所専隊OMOレンジャー」

 温泉地、旅館、リゾートホテル、リブランドなど星野リゾートを連想させるワードは数あれど、これまでになかったのが都市型のビジネスホテルだ。5月9日に東京・大塚にグランドオープンする新ブランド「星野リゾート OMO5 東京大塚」は“都市観光ホテル”を標榜するが、果たして勝算はあるか──。ホテル評論家の瀧澤信秋氏がレポートする。

 * * *
 星野リゾートが順次展開していく「OMO(おも)」という新ブランド名には“おもなてし”を想起するが、増加する訪日外国人にも発音しやすいイメージだ。

 東京・大塚に先立ち、4月28日には「星野リゾート OMO7 旭川」(北海道・旭川)がリブランドオープン。また、大阪・新今宮駅前(名称未定)での開業も予定しているという。OMOの後につく数字は、各施設のナンバリングではなく提供するサービスの幅を示している。大塚という立地に驚く声は多いが、当初から大塚ありきではなく様々な条件を踏まえての結果であったという。

 ホテルには様々なカテゴリーがあるが、シティホテルやビジネスホテルはよく知られたところ。宿泊のほか、レストラン、宴会、ウエディングなど様々な機能があるシティホテルはフルサービス型のホテルといわれる。一方、ビジネスホテルは宿泊に特化したホテルということで、宿泊特化型ホテルという呼称が業界では一般的だ。

 ビジネスホテルとはその名のとおり、出張族をターゲットにした業態だ。利便性・機能性が尊ばれてきたホテルだが、加えて近年では客室面積、設え、調度品、付帯施設などに付加価値が求められてきた。筆者は“進化系ビジネスホテル”と称して情報発信してきたが、今やビジネス需要を凌駕する観光客の定番宿泊施設として絶大な支持を得ている。

 確かにデザイン性の高さ、ハイクオリティのベッド、天然温泉大浴場、グルメ度高い朝食など観光旅行の宿泊施設として宿泊特化型ホテルのポテンシャルは相当高い。

関連記事

トピックス

三浦瑠麗(本人のインスタグラムより)
《清志被告と離婚》三浦瑠麗氏、夫が抱いていた「複雑な感情」なぜこのタイミングでの“夫婦卒業”なのか 
NEWSポストセブン
オフの日は夕方から飲み続けると公言する今田美桜(時事通信フォト)
【撮影終わりの送迎車でハイボール】今田美桜の酒豪伝説 親友・永野芽郁と“ダラダラ飲み”、ほろ酔い顔にスタッフもメロメロ
週刊ポスト
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン