芸能

金子恵美氏「ミス日本のお陰で人生の苦境も乗り越えられた」

2016年のグランプリと2004年のファイナリスト(撮影/高橋定敬)

 ミス日本コンテストに出場する女性たちにとって、その経験は後の人生に大きな影響を与える。衆院議員として活躍した金子恵美氏と政治家一族の娘として育った女優、松野未佳(松野頼久氏の娘)。ともに「政治」に縁のある2人が当時の思い出を華やかに語り合った。金子氏は夫・宮崎謙介氏の2016年の不倫騒動についても言及した。

金子恵美(以下、金子):松野さんが政治家を目指したいと何かの番組で仰っていたのを見ましたよ。

松野未佳(以下、松野):そう考えた時期もありましたが、今は大学院で法律を学び、弁護士を目指す道を考えています。金子さんはまた政治家として復帰したいという思いはありますか?

金子:そうですね。ただ、出産前後は衆議院議員の公務で1年ほど子育てという大事な責務を果たせていなかったので、今は母親として子供に向き合う時間を大切にしています。そんな日常の中でも女性の社会進出や少子化の問題に自らぶち当たることもあるので、問題意識は持ち続けていきたいですね。

松野:本当に女性は結婚や出産、育児などで、あらゆる変化への対応力が求められますよね。

金子:その通りです。その時々で様々な選択も迫られますし。私事だけど世間をお騒がせした夫の不倫騒動の際には、周囲の皆さんから「別れた方が頑張れという風潮になって成功する」など様々なお言葉をいただきましたが、私には「離婚」という選択肢はなかった。

松野:それは大変強いお気持ちだと思います。

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