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2018.05.19 07:00  週刊ポスト

角居勝彦調教師 3歳牝馬の大舞台オークス展望は

角居厩舎はオークスに3頭出しで臨む

 角居厩舎は今週のオークスに、ディープインパクト産駒のサトノワルキューレとカンタービレ、さらに外国産馬ランドネという3頭出しで臨み、3度目の戴冠を目指す。調教師・角居勝彦氏の週刊ポストの人気連載「競馬はもっともっと面白い 感性の法則」より、3歳牝馬の大舞台、オークスで角居氏が願うことを紹介しよう。

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 桜の季節は厩舎としても少し寂しい思いをしました。しかしオークスは一気に賑やかになります。

 まずカンタービレ。1月の未勝利戦を勝つと、3月のフラワーCも快勝。賞金的には桜花賞にも出られましたが自重し、オークス一本を見据え、トライアルも使わずじっくりと態勢を整えてきました。

 この時期の牝馬育成で留意しなければいけないことは、「気持ちと身体のバランス」。身体ができてきたときに、ちょうどメンタル面の充実が追いついてくるとベストです。しかし両者の蜜月は長続きしない。メンタルが強くなりすぎると、今度は身体を萎めてしまうことがある。このへんが難しい。

 カンタービレの場合、素質は確信していたものの、未勝利を勝ったばかりでまだ半信半疑での重賞挑戦でした。M.デムーロが巧く乗ってくれたことも大きいのですが、フラワーCを勝った時点でまだ伸びしろがあった。あまり長い距離を使わない方がいいというスタッフの声もありましたが、「底が知れない」というところでしょう。

 そして、フローラSを快勝したサトノワルキューレ。最後方から大外一気の鮮やかで強い勝ち方でした。

 体型が縦に長く、カイ喰いも細かったので、ゆっくり作りたい思いがあった。エンジンのかかりは遅いけど、長くいい脚を使えるタイプで持久力もあります。

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