最近のスマホは技術の進化が速く、すでにAIを搭載した商品は一般化しつつあり、画面も大型化、かつ極限まで狭額縁化され、画質やカメラ、バッテリーもちなども年々改良されているとあって、すでに行き着くところまできた感もある。早ければ年内にも、今度は“折り畳みスマホ”が登場するという噂もあり、当初はサムスンが出すのではという観測が多かったものの、一番乗りは、これまたファーウェイではないかという見方が出ているようだ。

 この折り畳みスマホ、単に2つ折りなのか、はたまた四角いハンカチを開いていくようなものになるのか、まだまったく不明だが、着信やメール受信の通知を確認したり通話したりする際、スマホが折りたたまれた状態でコンパクトであればありがたい。一方で、情報検索や長めの文字入力の際は、折りたたみ状態から開いてタブレット並みの広い画面が利用できる可能性を考えると、かなり合理性があるともいえる。

 いずれにせよ、ファーウェイがキャリア向け端末を出したことから今後、「従来のようなSIMフリー機の投入数は減ってしまうのでは」と考えるユーザーがいるのも事実で、ファーウェイがキャリアとSIMフリーの二刀流ビジネスのバランスを、今後どう考えていくのかは注目点だ。ここへきて、以前よりファーウェイの端末価格がジワリと上がり始めているのも気になるところだ。

 また、最近の動向で言えば、ファーウェイ、あるいはZTEなどの中国勢のスマホメーカーが目下、ハッキングやスパイ疑惑、あるいはイランなどへの輸出規制違反などで米国政府に睨まれ、捜査や制裁という状況にある点は、日本のユーザーにとっても不安材料かもしれない。

●文/河野圭祐(ジャーナリスト)

関連キーワード

トピックス

大谷翔平を支え続けた真美子さん
《大谷翔平よりもスゴイ?》真美子さんの完璧“MVP妻”伝説「奥様会へのお土産は1万5000円のケーキ」「パレードでスポンサー企業のペットボトル」…“夫婦でCM共演”への期待も
週刊ポスト
「横浜アンパンマンこどもミュージアム」でパパ同士のケンカが拡散された(目撃者提供)
《フル動画入手》アンパンマンショー“パパ同士のケンカ”のきっかけは戦慄の頭突き…目撃者が語る 施設側は「今後もスタッフ一丸となって対応」
NEWSポストセブン
結婚を発表したPerfumeの“あ~ちゃん”こと西脇綾香(時事通信フォト)
「夫婦別姓を日本でも取り入れて」 Perfume・あ〜ちゃん、ポーター創業の“吉田家”入りでファンが思い返した過去発言
NEWSポストセブン
村上宗隆の移籍先はどこになるのか
メジャー移籍表明ヤクルト・村上宗隆、有力候補はメッツ、レッドソックス、マリナーズでも「大穴・ドジャース」の噂が消えない理由
週刊ポスト
(写真右/Getty Images、左・撮影/横田紋子)
高市早苗首相が異例の“買春行為の罰則化の検討”に言及 世界では“買う側”に罰則を科すのが先進国のスタンダード 日本の法律が抱える構造的な矛盾 
女性セブン
俳優の水上恒司が年上女性と真剣交際していることがわかった
【本人が語った「大事な存在」】水上恒司(26)、初ロマンスは“マギー似”の年上女性 直撃に「別に隠すようなことではないと思うので」と堂々宣言
NEWSポストセブン
劉勁松・中国外務省アジア局長(時事通信フォト)
「普段はそういったことはしない人」中国外交官の“両手ポケットイン”動画が拡散、日本側に「頭下げ」疑惑…中国側の“パフォーマンス”との見方も
NEWSポストセブン
佳子さまの「多幸感メイク」驚きの声(2025年11月9日、写真/JMPA)
《最旬の「多幸感メイク」に驚きの声》佳子さま、“ふわふわ清楚ワンピース”の装いでメイクの印象を一変させていた 美容関係者は「この“すっぴん風”はまさに今季のトレンド」と称賛
NEWSポストセブン
俳優の水上恒司が真剣交際していることがわかった
水上恒司(26)『中学聖日記』から7年…マギー似美女と“庶民派スーパーデート” 取材に「はい、お付き合いしてます」とコメント
NEWSポストセブン
ラオスに滞在中の天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月18日、撮影/横田紋子)
《ラオスの民族衣装も》愛子さま、動きやすいパンツスタイルでご視察 現地に寄り添うお気持ちあふれるコーデ
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン