• TOP
  • 国内
  • 相模川でアユが大量発生 地元住民が気味悪がる言い伝え存在

国内

2018.06.04 16:00  週刊ポスト

相模川でアユが大量発生 地元住民が気味悪がる言い伝え存在

 今年2月には日本とフィリピン海プレートでつながっている台湾東部で17人の死者を出したマグニチュード6.4の大地震が発生。約1か月前には、近海で「ワニグチツノザメ」という深海にのみ生息する稀少なサメが発見されていた。日本では、2016年4月の熊本地震発生の1か月半ほど前に、静岡県の沼津沖で水揚げされていた。

 単なる偶然なのか、それとも──。京都大学名誉教授で魚類学者の中坊徹次氏が解説する。

「深海に生息するサメなどの頭部にはロレンチーニ器官という小さな穴が頭部にたくさんあり、獲物の位置をキャッチする電気センサーの役割をしています。そのセンサーが地震前の地殻変動で生じる電流などを察知している可能性は考えられる」

 ただし、アユやイワシはそのロレンチーニ器官を持たない。

「アユやイワシが地殻の変動まで感知するという話は聞いたことがありませんが、全ての魚が低周波の音や水流を感知する『側線』という器官を持ち、魚は人間よりもはるかに感覚器官が優れている。魚類学者の視点で見れば、アユの大量発生と地震に何らかの因果関係があるように思います」(同前)

※週刊ポスト2018年6月15日号

関連記事

トピックス