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国際情報

2018.06.08 07:00  SAPIO

国境で密輸を取り締まる北朝鮮の担当者らに電話で聞いた本音

──でっぷり太った金正恩をどう思うか。

「わが人民は食べ物がなくて死ぬ人も多いのに、太るということは楽でよく食べるからだろう。そう考えるだけであって、このような考えを夫や子供、親にむやみに話してはいけない」

──家族同士では、そのような話はしても大丈夫じゃないか?

「子供たちが外に出て何をどう喋るのかわからない。また、老人(両親)たちも失言するかもしれない。言いたいことも言えず、どこにも表現できない」

●シム・ウンシク(男性・56歳・密輸取り締まり)の話

 この男性は電話をかけると、小さくつぶやくように「誰ですか?」といい、ほとんど聞き取れなかった。声をちょっと大きくしてくれないかと頼むと、「怖くてできません」といった。保衛部などがおとり捜査をすることもあるから、恐れていたようだ。

──仕事は?

「昨年まで、国境の哨所で中国と小規模に密貿易する人を取り締まる仕事をしていた。国境警備隊とは別に、(労働)党で一般の人々を募集して取り締まりの仕事をさせるのです」

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