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自覚症状がないまま歯を失わないための5つの対策

◆インプラント誘導に騙されるな

【対策4】歯根破折は「接着」で治す

 歯科医の大半が「歯根破折=抜歯」と考えているが、早期発見すれば、眞坂氏のグループが確立した「破折歯接着療法」で歯を残すことも可能になった。これはマイクロスコープを使い、超音波で感染部位を除去、スーパーボンドと呼ばれる接着剤で破折した隙間を接着固定する治療。

「接着療法で治療した“歯根破折”の生存率は、5年経過で9割以上。10年では約7割、20年では、約5割です。接着療法は、歯根の表面を覆っている歯根膜という組織が“生きている”ことが重要なので、早期発見が大事なのです」(眞坂氏)

“歯根破折”してから長期間経過すると、周囲の骨が溶けてしまうので、接着療法は使えない。

“歯根破折”の接着療法は、保険診療の対象外となるので、基本的に自費診療。費用は歯の割れ方や歯を支える骨の破壊状態で治療法が異なるため、1歯あたり15万円から30万円と幅がある。

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