「うなぎ 魚政」のうな重(特上)6880円 香の物付(撮影/岩本 朗)


●うなぎ 魚政(東京都葛飾区東四つ木4-14-4)

 国産養殖、ブランド鰻「うなぎ坂東太郎」、天然(入荷時のみ)を扱う。人気が高いのは、天然に近い脂の質と風味とされる「坂東太郎」の「うな重」(5830円~)。

 肉厚な身には天然のようなサシが入り、旨み成分であるアスパラギン酸やグルタミン酸が天然の2倍近く含まれているという。同店は白焼きの後、身が崩れない極限まで蒸す技法により、ふわふわの食感を実現。紀州備長炭で香ばしく焼いた身は、口に入れるととろけていく。

 注文を受けてから割き始めるため、調理には最短でも40分程度かかる。提供される割きたての肝わさと揚げたての骨せんべいを食べながら、うな重が仕上がるのを待つのも楽しい。

【料理】うな重 坂東太郎(特上)6880円(香の物付)、肝吸い 215円

※週刊ポスト2018年7月6日号

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