芸能

関ジャニ∞安田章大「髄膜腫」で手術の内幕と今後の懸念

安田章大の「髄膜腫」明らかになった関ジャニ∞

 3か月前の4月15日。無数のフラッシュとシャッター音の前に関ジャニ∞のメンバーが並んだ。渋谷すばる(36才)が脱退を表明した会見である。同席した5人が目に涙を浮かべて悔しそうな表情を見せるなか、安田章大(33才)だけは「自宅で転倒して療養中」との理由で姿を見せなかった。

 デビュー15周年の記念イヤーに5大ドームツアーを控えてのメインボーカルの脱退。しかもその場に、誰よりもグループ愛が強く、誰よりも渋谷を慕っていた男がいないことに、報道陣はざわめいた。

 実はこの時、安田は都内有数の総合病院に入院していた。設立100年を超す由緒ある大学病院で、外観は歴史が感じられるレトロな造り。医療設備はもちろん最先端だ。都心ながら広大な敷地に病棟が立ち、病床は1500近くある。

 そこは、歌舞伎役者や俳優・女優、スポーツ選手など多くの有名人が通うことでも知られる。彼ら有名人が血液や尿など検体検査を受ける際、医療スタッフにも名前を伏せたければ、「タイガー・マスク」という偽名が使われる。それほど、病院側も著名人の扱いに馴れているという。

 その大学病院では、とくに脳神経外科は施設、スタッフとも充実しており、全国屈指の手術数で、世界でも最先端の治療が受けられる。安田はこの6月にも通院。現在も治療を続けている。

 7月2日20時ちょうど、安田は昨年2月上旬に脳腫瘍の一種である「髄膜腫」の摘出手術を受けていたことをファンクラブ会員向けサイトでのビデオメッセージで明らかにした。

 腫瘍は良性で手術は成功し、予後は良好で日常生活に支障はないが、今年4月9日に立ちくらみを起こして背中を強く打ち、背中と腰を骨折して全治3か月のけがを負ったことも明かした。渋谷の脱退会見を欠席したのは、そのけがが原因だった。

 努めて明るく振る舞ったが、彼を取り囲んだメンバーの心配そうな表情が印象的なビデオメッセージだったという。

 事務所は公式サイトで、7月15日から始まる全国5大ドームツアー14公演(札幌、名古屋、大阪、東京、福岡)については、

《本来のパフォーマンスをお見せすることはできませんが、今の安田にできる最大限のパフォーマンスをさせていただくことでご了承いただけますと幸甚に存じます》

 と説明した。

 冒頭の通り、関ジャニ∞は渋谷が今年12月31日でのグループ脱退を公表した。そんな中、6月24日に阪神競馬場で開かれた競馬レース「宝塚記念」では、横山裕(37才)、村上信五(36才)、錦戸亮(33才)が登場して君が代を斉唱し、渋谷が抜けた穴を埋めるようなパフォーマンスを見せたばかり。「新星・関ジャニ∞」を見せていた中で明らかになったアクシデントに、さらなる衝撃が広がった。

◆後遺症である「てんかん」の症状

関連記事

トピックス

違法薬物を所持したとして職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(Instagramより)
〈シ◯ブ中なわけねいだろwww〉レースクイーンにグラビア…レーサム元会長と覚醒剤で逮捕された美女共犯者・奥本美穂容疑者(32)の“輝かしい経歴”と“スピリチュアルなSNS”
NEWSポストセブン
スタッフの対応に批判が殺到する事態に(Xより)
《“シュシュ女”ネット上の誹謗中傷は名誉毀損に》K-POPフェスで韓流ファンの怒りをかった女性スタッフに同情の声…運営会社は「勤務態度に不適切な点があった」
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(時事通信社/読者提供)
《動機は教育虐待》「3階建ての立派な豪邸にアパート経営も…」戸田佳孝容疑者(43)の“裕福な家庭環境”【東大前駅・無差別切りつけ】
NEWSポストセブン
未成年の少女を誘拐したうえ、わいせつな行為に及んだとして、無職・高橋光夢容疑者(22)らが逮捕(知人提供/時事通信フォト)
《10代前半少女に不同意わいせつ》「薬漬けで吐血して…」「女装してパキッてた」“トー横のパンダ”高橋光夢容疑者(22)の“危ない素顔”
NEWSポストセブン
露出を増やしつつある沢尻エリカ(時事通信フォト)
《過激な作品において魅力的な存在》沢尻エリカ、“半裸写真”公開で見えた映像作品復帰への道筋
週刊ポスト
“激太り”していた水原一平被告(AFLO/backgrid)
《またしても出頭延期》水原一平被告、気になる“妻の居場所”  昨年8月には“まさかのツーショット”も…「子どもを持ち、小さな式を挙げたい」吐露していた思い
NEWSポストセブン
初めて万博を視察された愛子さま(2025年5月9日、撮影/JMPA)
《万博ご視察ファッション》愛子さま、雅子さまの“万博コーデ”を思わせるブルーグレーのパンツスタイル
NEWSポストセブン
憔悴した様子の永野芽郁
《憔悴の近影》永野芽郁、頬がこけ、目元を腫らして…移動時には“厳戒態勢”「事務所車までダッシュ」【田中圭との不倫報道】
NEWSポストセブン
現行犯逮捕された戸田容疑者と、血痕が残っていた犯行直後の現場(左・時事通信社)
【東大前駅・無差別殺人未遂】「この辺りはみんなエリート。ご近所の親は大学教授、子供は旧帝大…」“教育虐待”訴える戸田佳孝容疑者(43)が育った“インテリ住宅街”
NEWSポストセブン
『続・続・最後から二番目の恋』が放送中
ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』も大好評 いつまでのその言動に注目が集まる小泉今日子のカッコよさ
女性セブン
田中圭
《田中圭が永野芽郁を招き入れた“別宅”》奥さんや子どもに迷惑かけられない…深酒後は元タレント妻に配慮して自宅回避の“家庭事情”
NEWSポストセブン
ニセコアンヌプリは世界的なスキー場のある山としても知られている(時事通信フォト)
《じわじわ広がる中国バブル崩壊》建設費用踏み倒し、訪日観光客大量キャンセルに「泣くしかない」人たち「日本の話なんかどうでもいいと言われて唖然とした」
NEWSポストセブン