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2018.07.19 07:00  週刊ポスト

揺らぐ「高齢者」の定義 「准高齢者」登場など見直しも進む

「雑誌やインターネットで『シニア向けの健康法』『高齢者に危ない手術』といった情報があるとつい見てしまいますが、それが90近くなった自分の親にも薦めていい話なのか、正直、読んでもよくわからない。あるいは自分が今からその健康法を始めたとして、10年後も20年後も同じことを続けたほうがいいのか、どこかのタイミングで止めたほうがいいのか。そこが知りたいのに、“シニア”という括りがあるだけ」

 単に“高齢者”と括ることに意味がないのは、「高齢者の定義」自体が揺らいでいることからも明らかだ。2017年1月に日本老年学会と日本老年医学会の合同ワーキンググループが発表した提言では、〈現在の高齢者においては10~20年前と比較して加齢に伴う身体的機能変化の出現が5~10年遅延しており、「若返り」現象がみられています〉とした上で、これまでの区分を見直して65~74歳を「准高齢者」、75~89歳を「高齢者」、90歳以上を「超高齢者」と分けるべきだとしている。

 やはり、最新の知見をもとに細かく年齢を区切って自分の体を守る方法を考えることに大きな意味があるのだ。

※週刊ポスト2018年7月20・27日号

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