スポーツ

サッカー日本代表新監督の選考基準 「早稲田閥」を排除か

なぜ森保氏が”適任”なのか(時事通信フォト)

 ロシアW杯前は「貧乏クジ」とまで忌み嫌われたサッカー日本代表監督に、森保一氏(49)の就任が決定的となった。

「長崎育ちで、長崎日大高から当時のマツダ(現・サンフレッチェ広島)に入団。1990年代に日本代表としても活躍しました。広島の監督に就任した2012年からの4年間で3度のJリーグ優勝を果たすなど、指導者としても評価されています」(スポーツ紙記者)

 東京五輪を目指すU-21世代の監督との兼任となれば負担は大きいが、日本サッカー協会会長の田嶋幸三氏(60)は「実績はお墨付き」と信頼を寄せている。

 ただ、疑問が残るのは、ロシアの地で前評判を覆す闘いを見せた西野朗氏(63)の続投を望む声が少なくなかったにもかかわらず、早々に退任が発表されたことだ。協会関係者がいう。

「当初、後任には外国人監督を据える方針で、元ドイツ代表監督のユルゲン・クリンスマンらと水面下で交渉が行なわれました。結局不調に終わり、兼任の負担があるにもかかわらず森保さんに白羽の矢が立ったわけですが、その理由には『早稲田閥』を避けたいという田嶋会長の思惑があったようです」

 元サッカー協会会長の川淵三郎氏(81)をはじめ、元代表監督の岡田武史氏(61)や西野氏、協会技術委員の原博実氏(59)や技術委員長を務める関塚隆氏(57)は早稲田大学出身だ。

関連記事

トピックス

長男・泰介君の誕生日祝い
妻と子供3人を失った警察官・大間圭介さん「『純烈』さんに憧れて…」始めたギター弾き語り「後悔のないように生きたい」考え始めた家族の三回忌【能登半島地震から2年】
NEWSポストセブン
古谷敏氏(左)と藤岡弘、氏による二大ヒーロー夢の初対談
【二大ヒーロー夢の初対談】60周年ウルトラマン&55周年仮面ライダー、古谷敏と藤岡弘、が明かす秘話 「それぞれの生みの親が僕たちへ語りかけてくれた言葉が、ここまで導いてくれた」
週刊ポスト
小林ひとみ
結婚したのは“事務所の社長”…元セクシー女優・小林ひとみ(62)が直面した“2児の子育て”と“実際の収入”「背に腹は代えられない」仕事と育児を両立した“怒涛の日々” 
NEWSポストセブン
松田聖子のものまねタレント・Seiko
《ステージ4の大腸がん公表》松田聖子のものまねタレント・Seikoが語った「“余命3か月”を過ぎた現在」…「子供がいたらどんなに良かっただろう」と語る“真意”
NEWSポストセブン
今年5月に芸能界を引退した西内まりや
《西内まりやの意外な現在…》芸能界引退に姉の裁判は「関係なかったのに」と惜しむ声 全SNS削除も、年内に目撃されていた「ファッションイベントでの姿」
NEWSポストセブン
(EPA=時事)
《2025の秋篠宮家・佳子さまは“ビジュ重視”》「クッキリ服」「寝顔騒動」…SNSの中心にいつづけた1年間 紀子さまが望む「彼女らしい生き方」とは
NEWSポストセブン
イギリス出身のお騒がせ女性インフルエンサーであるボニー・ブルー(AFP=時事)
《大胆オフショルの金髪美女が小瓶に唾液をたらり…》世界的お騒がせインフルエンサー(26)が来日する可能性は? ついに編み出した“遠隔ファンサ”の手法
NEWSポストセブン
日本各地に残る性器を祀る祭りを巡っている
《セクハラや研究能力の限界を感じたことも…》“性器崇拝” の“奇祭”を60回以上巡った女性研究者が「沼」に再び引きずり込まれるまで
NEWSポストセブン
初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン