TBSも状況は似ている。同局の元祖バラエティ女子アナと言われる堀井美香アナ(46)は、現在ラジオを担当し、テレビはナレーションのみ。ど派手な服装で、“バブル女子アナ”の象徴だった秋沢淳子アナ(51)も、今は同局系列のアナウンススクールの講師が主な仕事のようだ。
「こういう事例を見ているからか、TBSは先行き不安で悩む若手アナが特に多いんです」(TBS局員)
◆「政治部」の記者に異動
テレ朝は二極化の傾向にある。前述の大下アナや下平アナは“現役バリバリ”だが、画面から“引退状態”にあるアナもいる。
かつて若乃花とのスキャンダルで世間を騒がせた川北桃子アナ(43)は現在、同局の映画事業部に勤務。西脇亨輔アナ(47)との局内結婚が話題になった村上祐子アナ(39)も露出が減り、2015年に政治部へ記者として異動した。
日テレは女子アナたちが40代を前に退社していくケースが目立つ。
「局員時代の夏目三久アナ(33)のスキャンダルが報じられた時、上に局アナを守ろうとする姿勢が感じられなかったことが影響しているようだ」(日テレ局員)