「ダイアナ妃はエリザベス女王やチャールズ皇太子から充分な指導を受けないまま公務に引っ張り出され、つらい思い、恥ずかしい思いをしたと離婚後に語っています。アメリカ人であるメーガン妃も、英王室で孤独を覚える可能性があります。女王は悲劇を繰り返すまいと、教えられることは教えたいと考えているのでしょう」(前出・多賀さん)
そんな中、プリンセス2人の仲が疑われる決定的な“事件”が起きた。2人は7月14日、ウィンブルドンのテニス女子シングルス決勝を観戦。初めてのツーショットを披露した。テニスボール柄のフェミニンなワンピースのキャサリン妃と、ラルフローレンのブルーのストライプシャツを着たメーガン妃は、ロイヤルボックス席に並んで着席。しかし、この時のメーガン妃の行動に波紋が広がったのだ。
「英王室では当たり前に知られたことですが、その席では後ろの人に配慮して帽子を被らないのが常識で、席に持ち込むことすらマナー違反。ところが、メーガン妃は白い大きなパナマ帽を手に持ったまま観戦を続けていました。王室の先輩であるキャサリン妃なら事前に“帽子好きのメーガン妃に注意できたはずでは”と指摘されています」(前出・多賀さん)
同世代の2人のプリンセスは、何かと注目され、比較されてきた。
「英国で生まれ育ち、大学の学友としてウイリアム王子と出会ったキャサリン妃に対し、メーガン妃はアフリカ系アメリカ人の母を持ち、裕福とはいえない家庭で育った。女優としてセミヌードを披露したことがあり、王子より年上でバツイチでもある。王室にふさわしい人物なのかという議論もありました。しかし結婚後は、新しい時代の象徴としてすっかり人気者になっています」(現地ジャーナリスト)
嫁姑ならぬ“嫁嫁バトル”の勃発も英王室ならではか。
※女性セブン2018年8月16日号