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被災者の切実な声、防災袋に入れたいのはネクタイ、ラップ他

ネクタイは怪我・出血したときに使える

 西日本豪雨の爪痕が癒える間もなく台風12号が列島を襲った。直下型地震のリスクも指摘されるなか、「とりあえず防災袋だけでも用意しておかなければ」と考えるのは自然なこと。

 ただ、被災した当事者たちの声に耳を傾けると、「防災袋に入っているものだけだと、ちょっと足りない」という現実が浮かび上がってきた。そうした貴重な体験談から学ぶべきことは多い。そこで、防災袋に入れておいて役立ったという意外なアイテムをいくつか挙げてもらった。

【花粉症対策用メガネ】

 東日本大震災で被災した30代男性がまず挙げたのは「花粉症対策用のメガネ」。

「津波が引いた後、地面が乾くと汚い砂が舞うので結膜炎になりやすい。避難する時に“花粉症対策用のメガネを持ってくればよかった”と後悔しました」

【ネクタイ】

「ネクタイが1本あると洗濯紐代わりに使えるほか、怪我をした際の止血、腕を痛めた時に腕を吊るのにも使えます」(東日本大震災時に避難所でボランティア活動を行なった看護師)

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