スポーツ

日本球界 ZOZO球団どころでなく外資オーナーがいてもいい

日本人初のメジャーリーガー・村上雅則氏(共同通信社)

 1960年代にサンフランシスコ・ジャイアンツでプレーした日本初のメジャーリーガー・村上雅則氏(74)は、日本球界の現状を憂い、MLBに倣うべき点を指摘した。

 * * *
 12球団を見渡すと、一軍登録できる4人以上の助っ人外国人を抱えるようになった。実力は十分なのに、枠からあぶれてファームにいる助っ人が多い。私なんかは「外国人枠を撤廃しろ!」と言いたくなりますが、日本人選手の出場機会を考えれば、現実的ではないのでしょう。

 外国人枠より大きな問題は、海を渡って肘を壊す日本人投手が多いこと。ダルビッシュ有(31)、田中将大(29)、大谷翔平(24)まで例に漏れなかった。

 この原因には、日米で使用するボールが違うことが挙げられる。メジャー球は、日本のボールに比べて5ミリほど大きく、7グラムほど重い。WBCや五輪など、国際試合も増えているし、これだけ日本人選手がメジャーに挑戦しているのだから、一刻も早くメジャー球に統一しなければ、今後も日本のトップクラスの選手がメジャーに挑戦しては肘を壊す、という状況が繰り返されるだけです。

 ルールはすぐにメジャーに追随するのに、なぜボールは日本製にこだわるのか分かりません。

関連記事

トピックス

第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
《真美子さんの献身》大谷翔平が「産休2日」で電撃復帰&“パパ初ホームラン”を決めた理由 「MLBの顔」として示した“自覚”
NEWSポストセブン
不倫報道のあった永野芽郁
《ラジオ生出演で今後は?》永野芽郁が不倫報道を「誤解」と説明も「ピュア」「透明感」とは真逆のスキャンダルに、臨床心理士が指摘する「ベッキーのケース」
NEWSポストセブン
日米通算200勝を前に渋みが続く田中
15歳の田中将大を“投手に抜擢”した恩師が語る「指先の感覚が良かった」の原点 大願の200勝に向けて「スタイルチェンジが必要」のエールを贈る
週刊ポスト
渡邊渚さんの最新インタビュー
元フジテレビアナ・渡邊渚さん最新インタビュー 激動の日々を乗り越えて「少し落ち着いてきました」、連載エッセイも再開予定で「女性ファンが増えたことが嬉しい」
週刊ポスト
裏アカ騒動、その代償は大きかった
《まじで早く辞めてくんねえかな》モー娘。北川莉央“裏アカ流出騒動” 同じ騒ぎ起こした先輩アイドルと同じ「ソロの道」歩むか
NEWSポストセブン
主張が食い違う折田楓社長と斎藤元彦知事(時事通信フォト)
【斎藤元彦知事の「公選法違反」疑惑】「merchu」折田楓社長がガサ入れ後もひっそり続けていた“仕事” 広島市の担当者「『仕事できるのかな』と気になっていましたが」
NEWSポストセブン
「地面師たち」からの獄中手記をスクープ入手
【「地面師たち」からの獄中手記をスクープ入手】積水ハウス55億円詐欺事件・受刑者との往復書簡 “主犯格”は「騙された」と主張、食い違う当事者たちの言い分
週刊ポスト
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)と浜田雅功(61)
ダウンタウン・浜田雅功「復活の舞台」で松本人志が「サプライズ登場」する可能性 「30年前の紅白歌合戦が思い出される」との声も
週刊ポスト
4月24日発売の『週刊文春』で、“二股交際疑惑”を報じられた女優・永野芽郁
【ギリギリセーフの可能性も】不倫報道・永野芽郁と田中圭のCMクライアント企業は横並びで「様子見」…NTTコミュニケーションズほか寄せられた「見解」
NEWSポストセブン
ミニから美脚が飛び出す深田恭子
《半同棲ライフの実態》深田恭子の新恋人“茶髪にピアスのテレビマン”が匂わせから一転、SNSを削除した理由「彼なりに覚悟を示した」
NEWSポストセブン
保育士の行仕由佳さん(35)とプロボクサーだった佐藤蓮真容疑者(21)の関係とはいったい──(本人SNSより)
《宮城・保育士死体遺棄》「亡くなった女性とは“親しい仲”だと聞いていました」行仕由佳さんとプロボクサー・佐藤蓮真容疑者(21)の“意外な関係性”
NEWSポストセブン
過去のセクハラが報じられた石橋貴明
とんねるず・石橋貴明 恒例の人気特番が消滅危機のなか「がん闘病」を支える女性
週刊ポスト