スポーツ

東京五輪マラソン暑さ対策に不安 完走さえ難しくなるかも

外国人観光客も多い浅草を五輪マラソンランナーは駆け抜ける


 日本橋交差点を今度は銀座方面へと曲がり、中央通りを走る途中で20m地点や中間点を通過。銀座四丁目交差点を右折、日比谷交差点を左折し、日比谷公園を右手に見ながら日比谷通りを南に向かうと、右前方にある東京タワーが徐々に近づいてくる。増上寺前で折り返し、日比谷、銀座、日本橋など、レース前半に通ってきた道を戻って、須田町交差点が30km。神保町交差点を左に折れ、白山通りから内堀通りに入って、皇居外苑の二重橋前で2度目の折り返しを迎える。三たび通過する神保町交差点が35km地点だ。

 序盤の6km地点からこのあたりまではほぼ平坦の道が続く。ただし、2回の折り返しを含め、直角や鋭角に曲がるカーブが多いため、選手はコース取りや集団の中での位置取りにも気を配る必要がある。ちょっとしたミスや精神的なストレスが致命傷になりかねない。

 水道橋を左折して外堀通りに入り、飯田橋駅のある37km付近から始まる上り坂がコース最大の難関ポイントだ。とくに靖国通りの富久町西交差点手前と、外苑西通りを四谷四丁目交差点へと向かう急勾配は、ここまで2時間近く走ってきた選手たちにまさに大きな壁となって立ちはだかる。もっとも苦しい最終盤の3kmで約30mの高低差を駆け上らなければならず、関係者の多くが、この上り坂を勝負どころに挙げている。

 フィニッシュは新国立競技場。おそらく観客は全コースの沿道を二十、三十の人垣となって埋め尽くし、選手に途切れることなく声援を送るに違いない。

トピックス

昭和館を訪問された天皇皇后両陛下と長女・愛子さま(2025年12月21日、撮影/JMPA)
天皇ご一家が戦後80年写真展へ 哀悼のお気持ちが伝わるグレーのリンクコーデ 愛子さまのジャケット着回しに「参考になる」の声も
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
《ジャンボ尾崎さん死去》伝説の“習志野ホワイトハウス豪邸”にランボルギーニ、名刀18振り、“ゴルフ界のスター”が貫いた規格外の美学
NEWSポストセブン
西東京の「親子4人死亡事件」に新展開が──(時事通信フォト)
《西東京市・親子4人心中》「奥さんは茶髪っぽい方で、美人なお母さん」「12月から配達が止まっていた」母親名義マンションのクローゼットから別の遺体……ナゾ深まる“だんらん家族”を襲った悲劇
NEWSポストセブン
シーズンオフを家族で過ごしている大谷翔平(左・時事通信フォト)
《お揃いのグラサンコーデ》大谷翔平と真美子さんがハワイで“ペアルックファミリーデート”、目撃者がSNS投稿「コーヒーを買ってたら…」
NEWSポストセブン
愛子さまのドレスアップ姿が話題に(共同通信社)
《天皇家のクリスマスコーデ》愛子さまがバレエ鑑賞で“圧巻のドレスアップ姿”披露、赤色のリンクコーデに表れた「ご家族のあたたかな絆」
NEWSポストセブン
1年時に8区の区間新記録を叩き出した大塚正美選手は、翌年は“花の2区”を走ると予想されていたが……(写真は1983年第59回大会で2区を走った大塚選手)
箱根駅伝で古豪・日体大を支えた名ランナー「大塚正美伝説」〈3〉元祖“山の大魔神”の記録に挑む5区への出走は「自ら志願した」
週刊ポスト
12月中旬にSNSで拡散された、秋篠宮さまのお姿を捉えた動画が波紋を広げている(時事通信フォト)
〈タバコに似ているとの声〉宮内庁が加湿器と回答したのに…秋篠宮さま“車内モクモク”騒動に相次ぐ指摘 ご一家で「体調不良」続いて“厳重な対策”か
硫黄島守備隊指揮官の栗林忠道・陸軍大将(写真/AFLO)
《戦後80年特別企画》軍事・歴史のプロ16人が評価した旧日本軍「最高の軍人」ランキング 1位に選出されたのは硫黄島守備隊指揮官の栗林忠道・陸軍大将
週刊ポスト
米倉涼子の“バタバタ”が年を越しそうだ
《米倉涼子の自宅マンションにメディア集結の“真相”》恋人ダンサーの教室には「取材お断り」の張り紙が…捜査関係者は「年が明けてもバタバタ」との見立て
NEWSポストセブン
死体遺棄・損壊の容疑がかかっている小原麗容疑者(店舗ホームページより。現在は削除済み)
「人形かと思ったら赤ちゃんだった」地雷系メイクの“嬢” 小原麗容疑者が乳児遺体を切断し冷凍庫へ…6か月以上も犯行がバレなかったわけ 《錦糸町・乳児遺棄事件》
NEWSポストセブン
11月27日、映画『ペリリュー 楽園のゲルニカ』を鑑賞した愛子さま(時事通信フォト)
愛子さま「公務で使った年季が入ったバッグ」は雅子さまの“おさがり”か これまでも母娘でアクセサリーや小物を共有
NEWSポストセブン
ネックレスを着けた大谷がハワイの不動産関係者の投稿に(共同通信)
《ハワイでネックレスを合わせて》大谷翔平の“垢抜け”は「真美子さんとの出会い」以降に…オフシーズンに目撃された「さりげないオシャレ」
NEWSポストセブン