スポーツ

根尾昂、藤原恭大、小園海斗 ドラ1候補は6年越しのライバル

大阪桐蔭の根尾昂(共同通信社)

 今夏の甲子園大会で注目を集めた大阪桐蔭の根尾昂(あきら)は、2000年生まれのミレニアム世代の顔といえるだろう。

「4季連続で甲子園に出場し、選抜で2度も優勝できた。正直、高校野球でこれ以上ない経験ができて、怖いぐらいですけど(笑)、最後の夏に優勝できなければすべて意味のないものになってしまうと思います」

 根尾は遊撃手として、初戦ではセンターに抜けそうな鋭い当たりを好捕し、一回転して一塁にレーザービーム送球。身のこなしだけで身体能力の高さが分かる。投手として先発した2回戦では制球に苦しんだが、7回にバックスクリーンに弾丸ライナーの一発を放ち自身を援護した。

 野手か、投手か。あるいは二刀流か。スカウトの評価も分かれている。かつて根尾は、「どちらに専念するにせよ、自分の意志で決めたい」と話していた。結論を急がせるのは、外野のエゴイズムでしかない。

 遊撃手として、根尾以上の評価を受けているのが、報徳学園(兵庫)の小園海斗だ。幅広い守備範囲に加え、初戦で1試合3二塁打(甲子園タイ記録)を放った長打力が魅力。

 中学時代、大阪・オール枚方ボーイズで小園を指導した鍛治舎巧氏(現県岐商監督)は、成長期に小園を苦しめた腰痛がプロ入りのネックになることを心配していた。しかし、U-18侍ジャパンに選ばれた1年前に比べて体重が7キロも増え、ケガに強くなり、飛距離アップにもつながった。元女子サッカー選手の妻と整体院を営む小園の父・孝志さんは、初戦の勝利後、こんなことを話してくれた。

関連記事

トピックス

畠山愛理と鈴木誠也(本人のinstagram/時事通信)
《愛妻・畠山愛理がピッタリと隣に》鈴木誠也がファミリーで訪れた“シカゴの牛角” 居合わせた客が驚いた「庶民派ディナー」の様子
NEWSポストセブン
米倉涼子(時事通信フォト)
「何か大変なことが起きているのでは…」米倉涼子、違約金の可能性を承知で自らアンバサダー就任のキャンセルを申し出か…関係者に広がる不安がる声
NEWSポストセブン
ドイツのニュルンベルクで開催されたナチ党大会でのヒトラー。1939年9月1日、ナチ・ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発した(C)NHK
NHK『映像の世紀』が解き明かした第二次世界大戦の真実 高精細カラー化されたプロパガンダ映像に映る国民の本音、老いて弱りゆく独裁者の姿
週刊ポスト
大阪・関西万博を視察された天皇皇后両陛下(2025年10月6日、撮影/JMPA)
《2回目の万博で魅せた》皇后雅子さまの気品を感じさせるロイヤルブルーコーデ ホワイトと組み合わせて重厚感を軽減
群馬県前橋市の小川晶市長(共同通信社)
「ドデカいタケノコを満面の笑顔で抱えて」「両手に立派な赤ダイコン」前橋・小川晶市長の農産物への“並々ならぬ愛”《父親が農民運動のリーダー》
NEWSポストセブン
萩生田光一元政調会長が幹事長代行へ起用(時事通信フォト)
《SNSで非難轟々》“裏金議員”萩生田光一氏が党執行部入りの背景 永田町関係者が明かす“総裁選での暗闘”と「香水がとてもいい香り」の珍評価
NEWSポストセブン
巨人の阿部慎之助監督(左)とDeNAの三浦大輔監督
セ2位DeNA・三浦監督は勇退で3位巨人・阿部監督は続投でいいのか? 御意見番・広岡達朗氏は「三浦は偉い」「阿部は三浦が辞めた意味すらわかっていないんじゃないか」
週刊ポスト
個別指導塾「スクールIE」の元教室長・石田親一容疑者(共同通信)
《やる気スイッチ講師がわいせつ再逮捕》元同僚が証言、石田親一容疑者が10年前から見せていた“事件の兆候”「お気に入りの女子生徒と連絡先を交換」「担当は女子ばかり」
NEWSポストセブン
滋賀県を訪問された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月7日、撮影/JMPA)
《再販後完売》佳子さま、ブラジルで着用された5万9400円ワンピをお召しに エレガントな絵柄に優しいカラーで”交流”にぴったりな一着
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷が“即帰宅”した理由とは
《ベイビーを連れて観戦》「同僚も驚く即帰宅」真美子さんが奥様会の“お祝い写真”に映らなかった理由…大谷翔平が見計らう“愛娘お披露目のタイミング”
NEWSポストセブン
子宮体がんだったことを明かしたタレントの山瀬まみ
《山瀬まみが7ヶ月間のリハビリ生活》休養前に目撃した“スタッフに荷物を手伝われるホッソリ姿”…がん手術後に脳梗塞発症でICUに
NEWSポストセブン
京都を訪問された天皇皇后両陛下(2025年10月4日、撮影/JMPA)
《一枚で雰囲気がガラリ》「目を奪われる」皇后雅子さまの花柄スカーフが話題に 植物園にぴったりの装い
NEWSポストセブン