芸能

一時帰国で大人気、紗栄子の注目度支える「羨望と嫉妬」

なにかと話題に上る紗栄子

 今月1日、さいたまスーパーアリーナで開催された『第27回 東京ガールズコレクション 2018 AUTUMN/WINTER』に出演した紗栄子(31才)。サプライズ登場に会場の女子たちから大歓声を浴びた。2017年より2人の息子が英国ロンドンの学校へ通学しているためロンドン在住だが、子供が夏休みで帰省した際の出演だったという。また、久しぶりのテレビ出演も果たし、その発言はまたたく間にネットニュースになった。

 インスタグラムを見ると、今も日本に滞在中のようで、テレビ出演の予定はまだあるとのこと。英国で暮らすようになってからは、メディアの露出も決して多くはないのに、なにかと話題に上る紗栄子。彼女が私たちの胸をざわつかせるのはなぜだろう。

 マーケティングアナリストの原田曜平さんが分析する。

「ファンもアンチもいっぱいいるのが、彼女の特徴の1つ。いわば、日本版ヒラリー・クリントンです。大統領を経験した優秀でハンサムな夫がいて、子供に恵まれて、自分も弁護士・政治家としてキャリアを積んでいる。地位もお金も手に入れた彼女のことが嫌いだという人たちがいる一方で、支持する人たちも大勢います。紗栄子さんの場合も、それと同じ構造です」(原田さん・以下「」内同)

 紗栄子は2007年にプロ野球選手のダルビッシュ有選手と結婚。2児をもうけるも、2012年に離婚。2015年、総資産3000億円超えともいわれるZOZOTOWN運営会社スタートトゥデイ社長・前澤友作さんと交際を始めたが、のちに円満に別れたと発表した。

「女性なら誰もが憧れるイケメン野球選手やお金持ちなど、一般的に背伸びをしても届かないような男性と交際。ママになっても、恋愛も仕事もうまくいっています。本当は両方欲しいけれど、片方だけ、もしくは両方もてない女性が大半でしょう。だから“すごい”と羨望の気持ちをもつ人もいれば、嫉妬してアンチになる人もいるわけです」

 彼女がシングルマザーであることも、彼女に対して関心が集まる理由の1つだと原田さんは指摘する。インスタグラムには、2人の子供たちとの日常がたびたび投稿されている。最近では、日本に帰国してからの子供たちとその友人たちとの夏休みのお出かけが報告された。そこには、子育てに悩むシングルマザーの姿はない。もちろん、何かと苦労も多いはずだが、少なくともそれを感じさせない余裕のある生活がインスタからは垣間見える。

「今の日本の離婚率は3分の1という驚異的な数字で、シングルマザーは珍しくありません。とはいえ、シングルマザーは経済的に貧困化しやすいという社会問題もある。そんな中で、同じシングルマザーという立場から、成功している紗栄子さんに憧れる人もいれば、妬む人だっている。そうした強い思いを持つ両者が存在していることが、紗栄子さんへのこれだけの注目度を支えているんです」

 ダルビッシュ選手からの養育費が毎月200万円弱だと報じられたこともあり、「まったく働かないで優雅な生活をしているのでは?」という声が上がったが、本人はテレビで否定。紗栄子は商品開発やプロデュースのビジネスを17才のころに始め、年商は数十億円ともいわれている。実はビジネスウーマンとしても成功を収めているのだ。

関連記事

トピックス

モンゴル滞在を終えて帰国された雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、戦後80年の“かつてないほどの公務の連続”で体調は極限に近い状態か 夏の3度の静養に愛子さまが同行、スケジュールは美智子さまへの配慮も 
女性セブン
場所前には苦悩も明かしていた新横綱・大の里
新横綱・大の里、場所前に明かしていた苦悩と覚悟 苦手の名古屋場所は「唯一無二の横綱」への起点場所となるか
週刊ポスト
LINEヤフー現役社員の木村絵里子さん
LINEヤフー現役社員がグラビア挑戦で美しいカラダを披露「上司や同僚も応援してくれています」
NEWSポストセブン
医療的ケア児の娘を殺害した母親の公判が行われた(左はイメージ/Getty、右は福岡地裁/時事通信)
24時間介護が必要な「医療的ケア児の娘」を殺害…無理心中を計った母親の“心の線”を切った「夫の何気ない言葉」【判決・執行猶予付き懲役3年】
NEWSポストセブン
運転席に座る広末涼子容疑者
《事故後初の肉声》広末涼子、「ご心配をおかけしました」騒動を音声配信で謝罪 主婦業に励む近況伝える
NEWSポストセブン
近況について語った渡邊渚さん(撮影/西條彰仁)
渡邊渚さんが綴る自身の「健康状態」の変化 PTSD発症から2年が経ち「生きることを選択できるようになってきた」
NEWSポストセブン
昨年12月23日、福島県喜多方市の山間部にある民家にクマが出現した(写真はイメージです)
《またもクレーム殺到》「クマを殺すな」「クマがいる土地に人間が住んでるんだ!」ヒグマ駆除後に北海道の役場に電話相次ぐ…猟友会は「ヒグマの肉食化が進んでいる」と警鐘
NEWSポストセブン
レッドカーペットを彩った真美子さんのピアス(時事通信)
《価格は6万9300円》真美子さんがレッドカーペットで披露した“個性的なピアス”はLAデザイナーのハンドメイド品! セレクトショップ店員が驚きの声「どこで見つけてくれたのか…」【大谷翔平と手繋ぎ登壇】
NEWSポストセブン
鶴保庸介氏の失言は和歌山選挙区の自民党候補・二階伸康氏にも逆風か
「二階一族を全滅させる戦い」との声も…鶴保庸介氏「運がいいことに能登で地震」発言も攻撃材料になる和歌山選挙区「一族郎党、根こそぎ潰す」戦国時代のような様相に
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(左)と山下市郎容疑者(左写真は飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
《浜松ガールズバー殺人》被害者・竹内朋香さん(27)の夫の慟哭「妻はとばっちりを受けただけ」「常連の客に自分の家族が殺されるなんて思うかよ」
週刊ポスト
真美子さん着用のピアスを製作したジュエリー工房の経営者が語った「驚きと喜び」
《真美子さん着用で話題》“個性的なピアス”を手がけたLAデザイナーの共同経営者が語った“驚きと興奮”「子どもの頃からドジャースファンで…」【大谷翔平と手繋ぎでレッドカーペット】
NEWSポストセブン
サークル活動に精を出す悠仁さま(2025年4月、茨城県つくば市。撮影/JMPA)
《普通の大学生として過ごす等身大の姿》悠仁さまが筑波大キャンパス生活で選んだ“人気ブランドのシューズ”ロゴ入りでも気にせず着用
週刊ポスト