芸能

田中圭 『ゴチ』で「ギャップ萌え」、役者業にはどんな影響?

『ゴチ』出演は役者業にどう影響?

 2018年春ドラマ『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)がツイッターで世界トレンド1位になるなどヒットし、ドラマと共に大ブレイクを果たしたのが主役の田中圭(34才)だ。その後、ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』(フジテレビ系)に出演。次に田中が注目を集めたのは、『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)のコーナー『グルメチキンレース ゴチになります!』出演だった。今後、田中はどのような魅力を発揮するのか。新たな可能性に迫る。

 田中は16才の時にCMでデビューして以来、多くのドラマに出演してきたが、代表作と呼べるものに恵まれなかった。そんな田中が、おっさん同士のピュアなラブストーリーを描いた『おっさんずラブ』で33才にして一躍、注目俳優の仲間入りを果たした。

 イケメン評論家の沖直実さんが語る。

「これまでわかりやすいキラキラのイケメン役をやらなかったせいで遅咲きでしたが、二枚目ばかりやってこなかったことが、今につながっていると思います。高橋一生さんもそうですが、演技のふり幅が広く、これから息長く活躍していくでしょう」(沖さん・以下「」内同)

 沖さんいわく、田中の俳優としての魅力は「イケメン過ぎないこと」だという。

「山崎賢人さんや吉沢亮さんのように美しい顔の俳優さんは、演技は素晴らしいのですが表情の印象が強い時もあり、視聴者の目線は顔にいきがちです。その点、田中さんや鈴木亮平さんはいい塩梅のイケメンで演技に集中できる。キラキラ王子役に飽きてきた女性が、味わい深い男性を探し始めたのも、田中さんがブレイクした理由のひとつだと思います」

『ゴチ』には、今年2月に亡くなった大杉漣さん(享年66)の後を引き継ぐかたちで、新メンバーとして加入。初回放送日の9月13日には、ツイート数の多さから「田中圭」が世界トレンド入りし、番組は13.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と高視聴率を記録。その人気ぶりを改めて知らしめる結果となった。

「『ゴチ』ではテンション高めで場を盛り上げ、バラエティー力を発揮していました。ドラマとはまた違った姿に、“田中さんが出るなら毎回ゴチを見る!”“学ラン姿がイケメンすぎて尊い“など、SNSでも田中さんの話題でもちきりとなりました。彼の『ゴチ』出演がこれだけ話題を集めたのは、“彼と一緒に飲んだら、ああいう感じかな”などと”素の姿”をファンに想像させたことだと思います。

 へんにかっこつけたりして気負わず、ありのままの姿を出している感じがしました。ちょっとテンション高めだったりして、ドラマでのかっこいい姿とはまた違った素顔を見ることができた。女子にとっては、まさに“ギャップ萌え”だったと思います」

 絶賛ブレイク中とはいえ、俳優として中堅という立ち位置も、バラエティーにはちょうどいいという。

関連記事

トピックス

赤西と元妻・黒木メイサ
《赤西仁と広瀬アリスの左手薬指にペアリング》沈黙の黒木メイサと電撃離婚から約1年半、元妻がSNSで吐露していた「哺乳瓶洗いながら泣いた」過去
NEWSポストセブン
前回のヒジ手術の時と全く異なる事情とは(時事通信フォト)
大谷翔平、ドジャース先発陣故障者続出で急かされる「二刀流復活」への懸念 投手としてじっくり調整する機会を喪失、打撃への影響を危ぶむ声も
週刊ポスト
単独公務が増えている愛子さま(2025年5月、東京・新宿区。撮影/JMPA)
【雅子さまの背中を追いかけて単独公務が増加中】愛子さまが万博訪問“詳細な日程の公開”は異例 集客につなげたい主催者側の思惑か
女性セブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《永野芽郁のほっぺたを両手で包み…》田中圭 仲間の前でも「めい、めい」と呼ぶ“近すぎ距離感” バーで目撃されていた「だからさぁ、あれはさ!」
NEWSポストセブン
大の里の調子がイマイチ上がってこない(時事通信フォト)
《史上最速綱取りに挑む大関・大の里》序盤の難敵は“同じミレニアム世代”の叩き上げ3世力士・王鵬「大の里へのライバル心は半端ではない」の声
週刊ポスト
連日お泊まりが報じられた赤西仁と広瀬アリス
《広瀬アリスと交際発覚》赤西仁の隠さないデートに“今は彼に夢中” 交際後にカップルで匂わせ投稿か
NEWSポストセブン
元交際相手の白井秀征容疑者(本人SNS)のストーカーに悩まされていた岡崎彩咲陽さん(親族提供)
《川崎ストーカー殺人事件》「テーブルに10万円置いていきます」白井秀征容疑者を育んだ“いびつな親子関係”と目撃された“異様な執着心”「バイト先の男性客にもヤキモチ」
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《離婚するかも…と田中圭は憔悴した様子》永野芽郁との不倫疑惑に元タレント妻は“もう限界”で堪忍袋の緒が切れた
NEWSポストセブン
成田市のアパートからアマンダさんの痛いが発見された(本人インスタグラムより)
《“日本愛”投稿した翌日に…》ブラジル人女性(30)が成田空港近くのアパートで遺体で発見、近隣住民が目撃していた“度重なる警察沙汰”「よくパトカーが来ていた」
NEWSポストセブン
小室圭さんの“イクメン化”を後押しする職場環境とは…?
《眞子さんのゆったりすぎるコートにマタニティ説浮上》小室圭さんの“イクメン”化待ったなし 勤務先の育休制度は「アメリカでは破格の待遇」
NEWSポストセブン
食物繊維を生かし、健全な腸内環境を保つためには、“とある菌”の存在が必要不可欠であることが明らかになった──
アボカド、ゴボウ、キウイと「◯◯」 “腸活博士”に話を聞いた記者がどっさり買い込んだ理由は…?《食物繊維摂取基準が上がった深いワケ》
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! トランプ圧力で押し寄せる「危ない米国産食品」ほか
「週刊ポスト」本日発売! トランプ圧力で押し寄せる「危ない米国産食品」ほか
NEWSポストセブン