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2018.10.20 16:00  週刊ポスト

90年代ドラマ『刑事貴族』が大ヒット『相棒』の原形か

「刑事貴族」は「太陽にほえろ!」の枠で放送された

『太陽にほえろ!』(日本テレビ系・1972年~1986年)と言えば、刑事ドラマの金字塔に輝く作品だが、そんな『太陽にほえろ!』から続く金曜20時枠で放送されたのが、1990年から1992年まで放送された『刑事貴族』(日本テレビ系)だ。

 当初、牧俊介役の舘ひろしがメインを務め、志村由美子役の黒木瞳がヒロイン刑事として登場していた。だが、舘が所属事務所の石原プロ制作の『代表取締役刑事』(テレビ朝日系)に主演するため半年で郷ひろみにバトンタッチ。最後は由美子とのデートに向かう途中、通り魔に刺されて死亡した。

 アメリカのFBIに3年間出向していた風間明役の郷が半年メインを務めた後、水谷豊主演の『刑事貴族2』に衣替え。途中から、短パンやミニスカート姿で現われる芝夏美役の鳥越マリが加わって男性視聴者を虜にした。

『刑事貴族3』になると、刑事課の雑務担当の婦警・田辺しのぶ役として中山忍が登場。14話「誰かが見ている」ではアクションシーンを演じた。女性刑事たちは1970年代から続く紅一点的役割に加え、刑事としての仕事も描かれていた。

 シリーズを通して見ると、舘のハードボイルド路線から一転、水谷主演の時期にはコメディ的要素が強くなる。水谷、高樹沙耶、寺脇康文が出演していたことから、現在の『相棒』(テレビ朝日系・2000年~)の原形と見る向きもある。

◆取材・文/岡野誠

※週刊ポスト2018年10月26日号

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