芸能

「野望は富山の有働、上沼、黒柳」──地方局女子アナの夢

富山テレビ放送の深津麻弓アナ(撮影/榎本壯三)

 女子アナ界で根強くささやかれていた「30歳定年説」。しかし、今や時代は変わった。ベテランの女子アナが活躍するケースが増えているのだ。笑顔と元気で地元に愛される地方局の現役ベテラン女子アナのひとり、富山テレビ放送の深津麻弓アナ(42歳)が、これまでの仕事と今後の夢について語ってくれた。

 * * *
 私の野望は、まずはアナウンサーとして「富山の有働由美子」になること。どんな話題でもざっくばらんに話すことができる、大人の女性のイメージを確立し、次に「富山の上沼恵美子」を経由して最終的には「富山の黒柳徹子」になることです(笑い)。せっかく富山という素敵な土地に根を下ろして帯番組を任せていただいているので、年齢に関係なくとことんメディアに出続けてやろうと考えているんですよ。

 とはいえ、東京の大学を卒業して富山テレビ放送に入社する以前は、そもそも富山がどこにあるのかも知りませんでした(笑い)。入社半年でニュース番組のキャスターに抜擢していただいたのですが、顔は暗いし声は低いし、「新人なのにフレッシュ感がない」とダメ出しの連続。フリートークなんてまったくできないので、放送時間が余ったらどうしようといつもオドオドしていましたが、2004年にFNS(フジネットワーク)の賞をいただいて、ようやく「私、アナウンサーになれたんだ」と思えるようになりました。

 2005年に地元の名古屋テレビ放送に移籍して、2年前に富山テレビ放送のかつての上司に「後輩を育成してほしい」とお誘いをいただいて戻ることになりました。

 実際に若手と触れ合っていて感じることは、やはり全体的におとなしい子が多いということです。あと、なんでもすぐにネットで調べる!! 私が新人だった頃は、会社にこもっていると「外に出て取材してこい!!」と怒られていましたから、隔世の感があります。

関連記事

トピックス

初公判は9月9日に大阪地裁で開かれた
「全裸で浴槽の中にしゃがみ…」「拒否ったら鼻の骨を折ります」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が明かした“エグい暴行”「警察が『今しかないよ』と言ってくれて…」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ手配犯・八田與一の母を直撃》「警察にはもう話したので…」“アクセルベタ踏み”で2人死傷から3年半、“女手ひとつで一生懸命育てた実母”が記者に語ったこと
NEWSポストセブン
初公判では、証拠取調べにおいて、弁護人はその大半の証拠の取調べに対し不同意としている
《交際相手の乳首と左薬指を切断》「切っても再生するから」「生活保護受けろ」コスプレイヤー・佐藤沙希被告の被害男性が語った“おぞましいほどの恐怖支配”と交際の実態
NEWSポストセブン
芸能活動を再開することがわかった新井浩文(時事通信フォト)
「ウチも性格上ぱぁ~っと言いたいタイプ」俳優・新井浩文が激ヤセ乗り越えて“1日限定”の舞台復帰を選んだ背景
NEWSポストセブン
国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白(左/時事通信フォト)
「あなたは日テレに捨てられたんだよっ!」国分太一の素顔を知る『ガチンコ!』で共演の武道家・大和龍門氏が激白「今の状態で戻っても…」「スパッと見切りを」
NEWSポストセブン
2009年8月6日に世田谷区の自宅で亡くなった大原麗子
《私は絶対にやらない》大原麗子さんが孤独な最期を迎えたベッドルーム「女優だから信念を曲げたくない」金銭苦のなかで断り続けた“意外な仕事” 
NEWSポストセブン
ドラフト1位の大谷に次いでドラフト2位で入団した森本龍弥さん(時事通信)
「二次会には絶対来なかった」大谷翔平に次ぐドラフト2位だった森本龍弥さんが明かす野球人生と“大谷の素顔”…「グラウンドに誰もいなくなってから1人で黙々と練習」
NEWSポストセブン
小説「ロリータ」からの引用か(Aでメイン、民主党資料より)
《女性たちの胸元、足、腰に書き込まれた文字の不気味…》10代少女らが被害を受けた闇深い人身売買事件で写真公開 米・心理学者が分析する“嫌悪される理由”とは
NEWSポストセブン
ラオスを訪問された愛子さま(写真/共同通信社)
《「水光肌メイク」に絶賛の声》愛子さま「内側から発光しているようなツヤ感」の美肌の秘密 美容関係者は「清潔感・品格・フレッシュさの三拍子がそろった理想の皇族メイク」と分析
NEWSポストセブン
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン