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天使のブラに恋するブラ… トリンプ下着25年のトレンド変遷

1998年の田中敬子(ロイター/アフロ)

 女性下着メーカーとして132年の歴史を持つトリンプ・インターナショナルが、日本で1993年から毎年続ける「トリンプ・イメージガール」。来年の“下着美人”の栄冠に輝いたのは、2015年のミス・ユニバース・ジャパンで3位になった土屋ひかる(27)だ。

「私は、勝負下着を信じています。ミス・ユニバース・ジャパンの選考の際も、真っ赤な下着を身に付けていました。下着は表からは見えませんが、自信を与えてくれます」(土屋)

 1994年に発売した同社初のパッド付きブラジャー「天使のブラ」は累計売上枚数2000万枚を超え、2000年発売の「恋するブラ」も1000万枚を突破。平成の女性下着文化はトリンプの歩みと重なる。

 同社の広報担当・坂田修子氏が語る。

「細川ふみえさんやパイレーツの登場など、1990年代は胸の大きさが強く意識されました。『天使のブラ』も1999年には胸の谷間の強調を5段階調整できる機能『前止め谷間カチカチ』など、そのトレンドに乗って進化し続けました。

 2000年にナチュラルなふんわり感の『恋するブラ』を発売し、2007年には『魔法でスリムに』というバージョンが大ヒットするなど、近年は体のラインを美しく魅せる機能性が重視されています」

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