その11の祭り中、7つがタイ近郊での祭りだった。例えば、2013年3月3日に放送されたタイ・コークモウの「水瓶祭り」。浮き輪を装着した水瓶を川に浮かべ、それに乗るレースだ。
手越と宮川の絶妙なかけ合いで人気回だった昨年2月12日の「カリフラワー祭り」も同様だ。二人三脚でカリフラワーを収穫する競技だが、突然、あらわれる泥のプールに違和感をおぼえなくもない。
その「カリフラワー祭り」が13日午前3時頃、突然、番組ホームページの放送内容から削除された。しかし、同日午後1時には再び記載される異変があった。
削除された理由を日本テレビに質問したが、回答はなかった。番組関係者はこう言う。
「今回、ラオスの祭りを局に提案したのはタイのコーディネート会社。116回中、20以上もタイの祭りがあるので、その会社が他の祭りにもかかわっていないか調べているようです。実際、使用されている旗などの小道具が酷似している祭りが多数見つかっており、“使い回し”疑惑も出てきた」
日本テレビに「確認できなかった祭り」についても質問すると、「現在、番組の『祭り』企画について調査中です」(広報部)とのことだった。
小学生から大人までみんなが日曜8時を楽しみにしている。「アカーン!」な祭りはなくして、これからもガチンコ祭りを見せてほしい。
※女性セブン2018年11月29日・12月6日号