神田正輝は帝国重工の次期社長候補を演じる
●「世の中には理解できないことも、思うようにならないこともある。でもね、それが面白いところだし、それはそれで受け入れていくしかないんじゃないですか」(第6話・佃)
佃製作所の協力で特許侵害の裁判に勝訴したギアゴーストだったが、伊丹はこれを裏切る形で重田登志行(古舘伊知郎、63)が経営する佃製作所のライバル企業・ダイダロスとの資本提携を決める。
伊丹の変心は、かつて上司だった帝国重工の次期社長候補・的場俊一(神田正輝、67)への復讐のためだった。重田もまた、父が経営する町工場を的場に潰されていた。
同志の裏切りに戸惑う島津に対し、佃は「一緒にやらないか」と声をかけた。一方、帝国重工では、財前に対して的場から「佃製作所を切れ」という冷徹な命令が下される──。
クライマックスに向け、この先も手に汗握る展開が続く。佃たちの挑戦、そしてさらなる名台詞が楽しみだ。
写真■TBS
※週刊ポスト2018年11月30日号