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2018.12.06 07:00  週刊ポスト

【岩瀬達哉氏書評】総理ご意見番が国際政治の裏を数字で解読

 米中関係は、「最終的には経済の問題」である。「アメリカが中国に輸出している額より、中国がアメリカに輸出している額のほうがはるかに大きい」以上、長引けば長引くほど、中国経済は打撃を受ける。まして「安い労働力」を求めて中国に投資してきた「外資(国際資本)」が、中国に見切りをつけはじめているという。このまま行けば、習近平の中国共産党は経済で行き詰ってしまうだろう。

 そんな事態を回避しようと中国が暴走する前に、高橋は「日本とアメリカが、韓国をなだめすかしながら北朝鮮を取り込む」、より強固な中国包囲網をつくる必要性を説く。洞察に富んだ「新秩序体制づくり」には納得することしきりだった。

※週刊ポスト2018年12月14日号

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