芸能

貴乃花、2人の娘に配慮して離婚のタイミングが遅れた

離婚が遅れたのにはワケがあった

 突如として発表された元貴乃花親方(46才)と河野景子さん(54才)の離婚。“卒婚”としてきれいに幕を下ろしたかのように見えた2人の様相は泥沼化している──。

 貴乃花部屋は2016年に、東京・中野区から江東区に移転した。その後、貴乃花は部屋で弟子たちと寝食を共にし、景子さんは品川区にある自宅を生活拠点としながら、女将さんとして部屋に出入りしていた。いうなれば、別居状態となっていたのだ。

「長い別居の末、とっくに夫婦関係は破綻していた」と関係者は口を揃える。ではなぜ早々に離婚しなかったのか。

「角界の改革を掲げ相撲協会理事長を目指していた親方と、理事長夫人を夢見ていた景子さんの夢は、はからずも一致していた。しかし2月に理事長選にやぶれ、ほぼその夢はなくなった。そのタイミングでもよかったが、そこで貴乃花が何より気にしたのは目に入れても痛くない2人の娘のことでした」(相撲担当記者)

 今回の離婚騒動では、長男の優一(23才)ばかりがクローズアップされるが、貴乃花と景子さんには、高校生の長女と、中学生の次女がいる。

「花田家の教育方針は、“狭い日本で学歴にとらわれるより、早く海外に出て生きるための技を身につけよ”というもの。実際に優一さんは名門私立高校を卒業後、エスカレーター式で大学に進学する道を断ってアメリカに渡り、その後イタリアで靴職人の修業をしました。姉妹も兄を見習って現在アメリカに留学中です」(花田家の知人)

 その娘の留学が離婚の時期を決めたという。

「実は今年2月に長女が渡米しています。それでも次女がいたので、親方が離婚を言い出すことはなかった。その次女がこの9月に留学しました。親方としては、過熱が予想された離婚騒動に娘たちを巻き込みたくなかった。娘の留学時期が決まった時から、9月に次女が旅立ったら景子さんに伝えようと決めていたそうです。もちろん娘2人には親方自ら離婚について知らせていました」(前出・花田家の知人)

 長女、次女は、これまで景子さんと自宅で生活してきた。しかし、親権は貴乃花が持つ。

「年頃の娘さんたちの名字が変わらないようにと配慮したようです。来年、姉妹はそれぞれ留学先から帰国する予定ですが、その後は生活面を考えて景子さんとともに暮らすことになるでしょう」(前出・花田家の知人)

※女性セブン2018年12月20日号

関連記事

トピックス

元交際相手の白井秀征容疑者(本人SNS)のストーカーに悩まされていた岡崎彩咲陽さん(親族提供)
《川崎・ストーカー殺人》「悔しくて寝られない夜が何度も…」岡崎彩咲陽さんの兄弟が被告の厳罰求める“追悼ライブ”に500人が集結、兄は「俺の自慢の妹だな!愛してる」と涙
NEWSポストセブン
グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカル
【ニコラス・ケイジと共演も】「目標は二階堂ふみ、沢尻エリカ」グラドルから本格派女優を目指す西本ヒカルの「すべてをさらけ出す覚悟」
週刊ポスト
阪神・藤川球児監督と、ヘッドコーチに就任した和田豊・元監督(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督 和田豊・元監督が「18歳年上のヘッドコーチ」就任の思惑と不安 几帳面さ、忠実さに評価の声も「何かあった時に責任を取る身代わりでは」の指摘も
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《ハワイで白黒ペアルック》「大谷翔平さんですか?」に真美子さんは“余裕の対応”…ファンが投稿した「ファミリーの仲睦まじい姿」
NEWSポストセブン
赤穂市民病院が公式に「医療過誤」だと認めている手術は一件のみ(写真/イメージマート)
「階段に突き落とされた」「試験の邪魔をされた」 漫画『脳外科医 竹田くん』のモデルになった赤穂市民病院医療過誤騒動に関係した執刀医と上司の医師の間で繰り広げられた“泥沼告訴合戦”
NEWSポストセブン
被害を受けたジュフリー氏、エプスタイン元被告(時事通信フォト、司法省(DOJ)より)
《女性の体に「ロリータ」の書き込み…》10代少女ら被害に…アメリカ史上最も“闇深い”人身売買事件、新たな写真が公開「手首に何かを巻きつける」「不気味に笑う男」【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン
2025年はMLBのワールドシリーズで優勝。WBCでも優勝して、真の“世界一”を目指す(写真/AFLO)
《WBCで大谷翔平の二刀流の可能性は?》元祖WBC戦士・宮本慎也氏が展望「球数を制限しつつマウンドに立ってくれる」、連覇の可能性は50%
女性セブン
「名球会ONK座談会」の印象的なやりとりを振り返る
〈2025年追悼・長嶋茂雄さん 〉「ONK(王・長嶋・金田)座談会」を再録 日本中を明るく照らした“ミスターの言葉”、監督就任中も本音を隠さなかった「野球への熱い想い」
週刊ポスト
12月3日期間限定のスケートパークでオープニングセレモニーに登場した本田望結
《むっちりサンタ姿で登場》10キロ減量を報告した本田望結、ピッタリ衣装を着用した後にクリスマスディナーを“絶景レストラン”で堪能
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん(時事通信フォト)
笹生優花、原英莉花らを育てたジャンボ尾崎さんが語っていた“成長の鉄則” 「最終目的が大きいほどいいわけでもない」
NEWSポストセブン
日高氏が「未成年女性アイドルを深夜に自宅呼び出し」していたことがわかった
《本誌スクープで年内活動辞退》「未成年アイドルを深夜自宅呼び出し」SKY-HIは「猛省しております」と回答していた【各テレビ局も検証を求める声】
NEWSポストセブン
訃報が報じられた、“ジャンボ尾崎”こと尾崎将司さん
亡くなったジャンボ尾崎さんが生前語っていた“人生最後に見たい景色” 「オレのことはもういいんだよ…」
NEWSポストセブン