スポーツ
2018.12.18 07:00 週刊ポスト
日ハム打撃投手・岩下修一氏 白血病からの復帰劇を回顧

現在は日ハムの打撃投手(撮影/山崎力夫)
がんを前向きに受け入れる──。健康に自信のあった人ほど、その境地に達するのは難しいはずだ。強靱な体で人生を切り拓いてきたアスリートは、現実をどう受け止め、どう生きているのか。
現在、プロ野球・日本ハムの打撃投手を務める岩下修一氏(45)は、1999年にドラフト4位でオリックス入り。貴重な左のサイドスローとして1年目から44試合に登板するも、2年目のシーズン中に血液のがんである骨髄性白血病であることが発覚した。
「当時は、“生きていられるだけでいい”“欲を持ってはダメ”と思ったりもしましたが、今はむしろ“欲を持って生きないといけない”と思っています」
岩下氏がそう振り返るのは、「もう一度マウンドに立ちたい」という“欲”が、生きる糧になったからだ。白血病だと告げられたのは、2001年7月のこと。
「シーズン真っ盛りなのに、体がだるいというか、風邪のような症状が出ました。熱も38~39度くらいあった。家内と一緒に病院に行ったら、血液内科にかかるようにいわれ、検査の結果、急性骨髄性白血病であると告げられました。
4か月入院して抗がん剤治療を行なえば11月には退院できるという説明を受け、当初は病気に対する知識もほとんどなかったので深刻に受け止めていなかったのですが、薬の投与が始まると副作用がつらくて……。
パソコンで調べたりすると、簡単な病気ではないこともわかってきた。治療を始めて2か月ほどして、副作用で髪の毛が抜けてきた時もショックでしたね」
関連記事
トピックス

『青天を衝け』草なぎ剛&木村佳乃の共演にテレビ界が驚く理由
週刊ポスト

古田新太の「かわいい」と自負する私服に「素敵なセンス」の評
NEWSポストセブン

「アレは森喜朗の娘でしょ」 小池百合子氏vs橋本聖子氏の長き因縁
週刊ポスト

眞子さま結婚問題に言及 陛下から殺伐とした秋篠宮家へのメッセージか
女性セブン

『おちょやん』 一本調子だった杉咲花を「弟」が変えた
NEWSポストセブン

橋本聖子氏 セクハラより蒸し返されたくない「実父の20億円借金」
女性セブン

秋篠宮家で1年間に5人の宮務官が依願退職 背景に眞子さま結婚問題か
週刊ポスト

福原愛、帰国で夫婦別居へ SNSに意味深ポエム、結婚指輪も外し…
女性セブン