「特に『しゃべくり』では、『学生時代につきあっていた彼女とホテルに行ったら、母の曲が流れてきて集中できなかった』とぶっちゃけました。それまでは一切、百恵さんについて話さなかったのであまりのギャップに驚きました」(テレビ局関係者)
2018年9月に神奈川県小田原市で開いたフリーライブで、祐太朗は最後に『さよならの向う側』を熱唱した。ライブ後の握手会には百恵さん世代の女性ファンがこぞって列をなした。
「祐太朗さんはデビュー当時こそ『親の力を借りたくない』と頑なに百恵さんの話題を拒んでいましたが、最近はようやく肩の力が抜けたようです。テレビ局からすれば、“伝説の存在”である百恵さんは今もドル箱級のスターであり、祐太朗さんとの母子共演が実現したら、業界がひっくり返るほどのインパクトがある」(前出・テレビ局関係者)
◆もう一つの家族の物語とは
現在、祐太朗への惜しみないサポートを続けている百恵さんなら、共演の可能性は以前より高いと見て、各局が祐太朗経由でオファーを出しているという。しかし、百恵さんにはもう1つの「家族の物語」がある。
「百恵さんは10年以上前から、同居する友和さんの両親を介護しています。病院にも付き添い、身の回りの世話もすべてしている。友和さんの両親は、百恵さんのことを実の娘のように慕って感謝しています」(三浦家の知人)
12月中旬の週末、自宅から出てきた百恵さんは、処方せん薬局に車を走らせて、慣れた手つきで買い物をすませて自宅へと戻っていった。
「百恵さんは現在、テレビのオファーなどは全部断っています。ただ息子たちのことは誰より気にかけて、彼が出るテレビはすべてチェックしており、“母親としてできることはしたい”という思いのようです。ただし、高齢の義父母の介護もあり、たとえ一瞬だけでも芸能界に復帰する可能性は、今のところ低いと言わざるを得ないでしょう」(前出・三浦家の知人)
テキパキとした姿は、高齢の親を自宅で介護する主婦そのものだった。
※女性セブン2019年1月3・10日号