芸能

三浦百恵さん、息子のために一肌脱ぎW介護に懸命に取り組む

手際よく買い物する三浦百恵さん

「私のわがまま、許してくれてありがとう。幸せになります」

 あまりに有名なメッセージとともに、マイクを置きステージを去ってから38年。この間、芸能界と縁を切っていた三浦百恵さん(59才)の周辺がにわかに騒がしい。

 大きな理由は、長男・祐太朗(34才)と次男・貴大(33才)の存在だ。

「ともに芸能界のサラブレッドとして期待されたが、デビュー後に明暗が分かれました。2008年にバンドでメジャーデビューした祐太朗さんは、2012年に松山千春さんのカバーでソロ活動を始めたが、今一つ伸び悩んだ。

 一方の貴大さんは、映画デビューとなった2010年の『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』でいきなり日本アカデミー賞新人俳優賞、報知映画新人賞をW受賞して脚光を浴びた。その後もコンスタントにテレビドラマや映画に出続けています」(芸能関係者)

 俳優として着実に成長する次男に対し、歌手として名を上げられずにいる長男。広がる「兄弟格差」に母である百恵さんの胸中は複雑だったようだ。

「祐太朗さんの歌唱力は折り紙つき。誰もが“きっかけさえあれば”と思っていたところに、百恵さんに『横須賀ストーリー』や『プレイバックPart2』などの楽曲を提供し、百恵さんの恩師ともいわれる宇崎竜童・阿木燿子夫妻が立ち上がったのです。

 かつてシングルとLP合わせて68曲も提供するほど百恵さんにほれ込んでいた宇崎夫妻は、2014年に阿木さんがプロデュースする舞踊劇『Ay曽根崎心中』に祐太朗さんを出演させました。阿木さんから長男の抜擢を聞いた百恵さんは、喜んでいたそうです」(スポーツ紙記者)

 2017年に祐太朗は、百恵さんのカバーアルバム『I’m HOME』をリリースした。

「翌年に出た祐太朗さんの新アルバム『FLOWERS』には、宇崎夫妻が新曲『菩提樹』を提供しました。これは宇崎夫妻が作って百恵さんが歌った名曲『さよならの向う側』のアンサーソングで、大きな話題となりました。

 そのほか、祐太朗さんの個人事務所の社長は、百恵さんの現役時代最後のマネジャーを務めた人。祐太朗さんは、かつて百恵さんを支えた人たちのサポートを受け、注目度をどんどん上げていったのです」(前出・芸能関係者)

 2018年、祐太朗は『しゃべくり007』『嵐にしやがれ』(ともに日本テレビ系)など人気番組に相次いで出演し、それまでタブーとしていた“母親トーク”を解禁した。

関連キーワード

関連記事

トピックス

全国でクマによる被害が相次いでいる(AFLO/時事通信フォト)
「“穴持たず”を見つけたら、ためらわずに撃て」猟師の間で言われている「冬眠しない熊」との対峙方法《戦前の日本で発生した恐怖のヒグマ事件》
NEWSポストセブン
韓国のガールズグループ「AFTERSCHOOL」の元メンバーで女優のNANA(Instagramより)
《ほっそりボディに浮き出た「腹筋」に再注目》韓国アイドル・NANA、自宅に侵入した強盗犯の男を“返り討ち”に…男が病院に搬送  
NEWSポストセブン
ラオスに到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月17日、撮影/横田紋子)
《初の外国公式訪問》愛子さま、母・雅子さまの“定番”デザインでラオスに到着 ペールブルーのセットアップに白の縁取りでメリハリのある上品な装い
NEWSポストセブン
ドジャース入団時、真美子さんのために“結んだ特別な契約”
《スイートルームで愛娘と…》なぜ真美子さんは夫人会メンバーと一緒に観戦しないの? 大谷翔平がドジャース入団時に結んでいた“特別な契約”
NEWSポストセブン
山上徹也被告の公判に妹が出廷
「お兄ちゃんが守ってやる」山上徹也被告が“信頼する妹”に送っていたメールの内容…兄妹間で共有していた“家庭への怒り”【妹は今日出廷】
NEWSポストセブン
靖国神社の春と秋の例大祭、8月15日の終戦の日にはほぼ欠かさず参拝してきた高市早苗・首相(時事通信フォト)
高市早苗・首相「靖国神社電撃参拝プラン」が浮上、“Xデー”は安倍元首相が12年前の在任中に参拝した12月26日か 外交的にも政治日程上も制約が少なくなるタイミング
週刊ポスト
相撲協会の公式カレンダー
《大相撲「番付崩壊時代のカレンダー」はつらいよ》2025年は1月に引退の照ノ富士が4月まで連続登場の“困った事態”に 来年は大の里・豊昇龍の2横綱体制で安泰か 表紙や売り場の置き位置にも変化が
NEWSポストセブン
三重県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年11月8日、撮影/JMPA)
《季節感あふれるアレンジ術》雅子さまの“秋の装い”、トレンドと歴史が組み合わさったブラウンコーデがすごい理由「スカーフ1枚で見違えるスタイル」【専門家が解説】
NEWSポストセブン
俳優の仲代達矢さん
【追悼】仲代達矢さんが明かしていた“最大のライバル”の存在 「人の10倍努力」して演劇に人生を捧げた名優の肉声
週刊ポスト
10月16日午前、40代の女性歌手が何者かに襲われた。”黒づくめ”の格好をした犯人は現在も逃走を続けている
《ポスターに謎の“バツ印”》「『キャー』と悲鳴が…」「現場にドバッと血のあと」ライブハウス開店待ちの女性シンガーを “黒づくめの男”が襲撃 状況証拠が示唆する犯行の計画性
NEWSポストセブン
全国でクマによる被害が相次いでいる(右の写真はサンプルです)
「熊に喰い尽くされ、骨がむき出しに」「大声をあげても襲ってくる」ベテラン猟師をも襲うクマの“驚くべき高知能”《昭和・平成“人食い熊”事件から学ぶクマ対策》
NEWSポストセブン
オールスターゲーム前のレッドカーペットに大谷翔平とともに登場。夫・翔平の横で際立つ特注ドレス(2025年7月15日)。写真=AP/アフロ
大谷真美子さん、米国生活2年目で洗練されたファッションセンス 眉毛サロン通いも? 高級ブランドの特注ドレスからファストファッションのジャケットまで着こなし【スタイリストが分析】
週刊ポスト