スポーツ

カーリング娘「もぐもぐタイム」のお菓子は今も特需継続中

ブームを作ったカーリング娘(写真は藤澤五月。新華社=共同)

 平昌五輪で銅メダルに輝いたカーリング女子。2018年の流行語大賞にもなった「そだねー」の相づちとともに、藤澤五月(27)、吉田知那美(27)らロコ・ソラーレの選手たちが試合中の“もぐもぐタイム”で食べていたお菓子も話題となった。北海道北見市の菓子店「清月」が製造・販売するチーズケーキ「赤いサイロ」である。

 五輪期間中に話題になると、北見市の本店には問い合わせの電話が殺到。「購入希望者が開店前から長蛇の列を作り、店頭に商品を並べてもすぐに売り切れになる」(地元紙記者)という“特需”が訪れていた。

 五輪閉幕から10か月が過ぎ、現在はどうなっているのか。「清月」の渡辺主人・社長に聞いた。

「今でも開店前に30人ほどのお客様が並んでくださる日があります。その時間帯の北見市は気温がマイナス15度ですからね……。申し訳ないと思いながら販売させていただいていますし、感謝の気持ちでいっぱいです」

 五輪期間中は、インターネット通販でも注文件数が通常の10倍以上となり、増産しても追いつかない状態になっていた。渡辺社長が続ける。

「生産量は公表していませんが、五輪前に比べて倍以上の生産をしています。ただ、まだ(需要に)追いつかない。さすがにこれ以上の増産は無理です。店内でも早い時間から売り切れになり、買いに来ていただいた方に申し訳ないと思っています。長年のお客様に“手に入りにくい”と言われるのもつらいですね。

 ただ、これまで注目されることなどなかった北見市の名が全国的に知れ渡るようになったことは本当に嬉しいです。本当に、(カーリングチームの)彼女たちの影響力には脱帽です。うちはそのご相伴にあずかったかたちですが、お客様には有難さと申し訳なさが半分半分ですね」

関連記事

トピックス

麻薬取締法違反容疑で家宅捜査を受けた米倉涼子
「8月が終わる…」米倉涼子が家宅捜索後に公式SNSで限定公開していたファンへの“ラストメッセージ”《FC会員が証言》
NEWSポストセブン
巨人を引退した長野久義、妻でテレビ朝日アナウンサーの下平さやか(左・時事通信フォト)
《結婚10年目に引退》巨人・長野久義、12歳年上妻のテレ朝・下平さやかアナが明かしていた夫への“不満” 「写真を断られて」
NEWSポストセブン
人気格闘技イベント「Breaking Down」に出場した格闘家のキム・ジェフン容疑者(35)が関税法違反などの疑いで逮捕、送検されていた(本人SNSより)
《3.5キロの“金メダル”密輸》全身タトゥーの巨漢…“元ヤクザ格闘家”キムジェフン容疑者の意外な素顔、犯行2か月前には〈娘のために一生懸命生きないと〉投稿も
NEWSポストセブン
司組長が到着した。傘をさすのは竹内照明・弘道会会長だ
「110年の山口組の歴史に汚点を残すのでは…」山口組・司忍組長、竹内照明若頭が狙う“総本部奪還作戦”【警察は「壊滅まで解除はない」と強硬姿勢】
NEWSポストセブン
バスツアーを完遂したイボニー・ブルー(インスタグラムより)
《新入生をターゲットに…》「60人くらいと寝た」金髪美人インフルエンサー(26)、イギリスの大学めぐるバスツアーの海外進出に意欲
NEWSポストセブン
大谷が購入したハワイの別荘の広告が消えた(共同通信)
【ハワイ別荘・泥沼訴訟に新展開】「大谷翔平があんたを訴えるぞ!と脅しを…」原告女性が「代理人・バレロ氏の横暴」を主張、「真美子さんと愛娘の存在」で変化か
NEWSポストセブン
小林夢果、川崎春花、阿部未悠
トリプルボギー不倫騒動のシード権争いに明暗 シーズン終盤で阿部未悠のみが圏内、川崎春花と小林夢果に残された希望は“一発逆転優勝”
週刊ポスト
ハワイ島の高級住宅開発を巡る訴訟で提訴された大谷翔平(時事通信フォト)
《テレビをつけたら大谷翔平》年間150億円…高騰し続ける大谷のCMスポンサー料、国内外で狙われる「真美子さんCM出演」の現実度
NEWSポストセブン
「第72回日本伝統工芸展京都展」を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月10日、撮影/JMPA)
《京都ではんなりファッション》佳子さま、シンプルなアイボリーのセットアップに華やかさをプラス 和柄のスカーフは室町時代から続く京都の老舗ブランド
NEWSポストセブン
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の公判が神戸地裁で開かれた(右・時事通信)
「弟の死体で引きつけて…」祖母・母・弟をクロスボウで撃ち殺した野津英滉被告(28)、母親の遺体をリビングに引きずった「残忍すぎる理由」【公判詳報】
NEWSポストセブン
部下と“ラブホ密会”が報じられた前橋市の小川晶市長(左・時事通信フォト)
《黒縁メガネで笑顔を浮かべ…“ラブホ通い詰め動画”が存在》前橋市長の「釈明会見」に止まぬ困惑と批判の声、市関係者は「動画を見た人は彼女の説明に違和感を持っている」
NEWSポストセブン
バイプレーヤーとして存在感を増している俳優・黒田大輔さん
《⼥⼦レスラー役の⼥優さんを泣かせてしまった…》バイプレーヤー・黒田大輔に出演依頼が絶えない理由、明かした俳優人生で「一番悩んだ役」
NEWSポストセブン