大前提として、領土問題は“渡す側”のほうが難しい。2島の引き渡しが実現すれば、ラブロフ外相はおそらく歴史の中で“売国外交官”と呼ばれるでしょうし、下手すればプーチン政権の基盤が揺らぎかねない。そのことがどこまでわかっているのか。外務省に緊張感が欠けているように見えるのが気懸かりです」
機微に触れる交渉は、これから本格化する。
※週刊ポスト2019年2月1日号
大前提として、領土問題は“渡す側”のほうが難しい。2島の引き渡しが実現すれば、ラブロフ外相はおそらく歴史の中で“売国外交官”と呼ばれるでしょうし、下手すればプーチン政権の基盤が揺らぎかねない。そのことがどこまでわかっているのか。外務省に緊張感が欠けているように見えるのが気懸かりです」
機微に触れる交渉は、これから本格化する。
※週刊ポスト2019年2月1日号