あなたの口に入っている中国産の野菜
◆きのこ類
漂白剤を使って白くしている場合があり、雪のように白く触るとツルツルしておいしそうに感じるというが、騙されてはいけない。
「蛍光漂白剤はいわゆるブラックライトのような、紫外線を照射するタイプのランプで見分けられます。変化がなければ問題ないが、漂白しているものは反射があってすぐわかります。また、通常のきのこは褐色なので、白すぎるものは不自然だと思ってください」(前出の青果市場関係者)
購入時は乾燥していて土がついているものを選ぼう。
◆落花生・ピーナッツ
カビ毒である「アフラトキシン」は見た目ではわからないため、産地表示以外で見抜くのは難しい。
中国国内ではピーナッツにピンク色の着色料が使われたものも発見されている。怪しいものを発見した場合、濡れたティッシュペーパーでこすってみよう。赤色が残るものは危険だ。
忘れてはならないのは、中国産のすべてが“毒食品”というわけではないということ。怖がりすぎず、避けるべきものは避ける──
わが家の食卓を守るため、しっかりした知識を持っていたい。
※女性セブン2019年1月31日号