「川嶋氏が紀子さまの弟であることは知っていますが、その肩書が欲しいからということではありません。川嶋氏とは、東京農業大の研究者を通じて知り合い、大学で教鞭を執る立場からの意見をいただいています。当会には上杉謙信の末裔の方などが古くから参加しており、姉が紀子さまだということとは関係なく、偶然、関係者になりました」
川嶋氏はそれらの団体の他にも、障害福祉サービスの経営を手がける社会福祉法人の評議員などを務めている。
「川嶋氏が団体の役員を務めたり、営利活動の前面に出ること自体は悪いことではない。しかし、一歩間違えば、“皇室の威光”を利用して、誰かが金儲けをするシステムに利用されかねません。
川嶋氏自身は、皇室とかかわりがあることをひけらかし、利用する人ではありません。むしろ、学者気質で多少、浮世離れしたところがあり、皇室との関係に無頓着であるようにすら感じます。だからこそ、川嶋氏が紀子さまの弟であることを利用しようと近づく人たちに対しても無防備なように見受けられます」(宮内庁関係者)
川嶋氏本人に尋ねると、「取材はお受けしていない」と言う。
もうすぐ時代は変わり、悠仁さまが天皇になったら、“天皇の叔父”という立場が近づいてくる。秋篠宮家には、また1つ、頭の痛い話だろう。
※女性セブン2019年2月14日号