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天皇皇后両陛下が旅した名宿、日光金谷ホテルなど3つ

気品あふれる「日光金谷ホテル」

 平成の30年間、天皇皇后両陛下が旅した移動距離は62万kmを超えるが、その道中、ご宿泊などで訪れた「名宿」は数多い。ここでは、栃木県、静岡県、千葉県の名宿3施設を紹介しよう。

【日光金谷ホテル】(栃木県)

 明治初期の開業以降、西洋式リゾートホテルの草分けとして国内外の要人を迎えてきた日光金谷ホテル。ゲストブックには、イザベラ・バードやアインシュタインなど、錚々たる人物の名が残されている。

 即位後に天皇皇后両陛下が訪問されたのは1996年。旧日光田母沢御用邸や、世界遺産に登録される直前の日光東照宮などをご覧になった栃木行幸啓の際に宿泊された。

 天皇皇后両陛下の旅の記録をまとめた『旅する天皇』著者・竹内正浩氏が語る。

「昭和天皇も1957年と1982年に宿泊されたホテルです。今上陛下が利用されたのは、皇太子時代が最初。それから何度か利用されています」

●日光金谷ホテル/栃木県日光市上鉢石町1300/チェックイン15時・チェックアウト11時/シャワー付ツイン1室ひとり1万5444円~(税・サ込)。

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