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2019.02.27 16:00  週刊ポスト

筋肉を鍛える「貯筋」 鎌田實医師の健康作りとは

 野菜ジュースは、手っ取り早く野菜を摂れる方法だ。厚生労働省は1日350gの野菜を摂るように推奨しているが、野菜ジュースにすると220gは摂ることができる。食事で、野菜の煮物や野菜サラダも食べるから、推奨量をらくらくクリアできる。

 貯筋のために、たんぱく質もしっかり摂るようにしている。肉、魚、卵、乳製品、大豆製品などだ。運動後30分以内のゴールデンタイムには、カマタ式味付け卵を食べている。ウーロン茶と少量のめんつゆに漬けたゆで卵は、塩分も少なく、手軽に食べられる。

 たんぱく質の塊である高野豆腐も、毎日一枚は食べている。高野豆腐には、中性脂肪も悪玉コレステロールも血糖値も下げてくれるといわれるレジスタントたんぱくが豊富に含まれている。血糖値が下がれば、慢性炎症が起こりにくくなり、動脈硬化やがん、認知症などのリスクも減っていくと考えられている。

 人生は、長生きのオリンピックではない。命の長さよりも、命の質が大事と思っている。いつお迎えがきてもいいが、それまでは好きなことができるようにしておきたい。そのための、貯筋、たんぱく質、野菜、減塩、だから続けられるのだ。

●かまた・みのる/1948年生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業後、長野県の諏訪中央病院に赴任。現在同名誉院長。チェルノブイリの子供たちや福島原発事故被災者たちへの医療支援などにも取り組んでいる。著書に、『人間の値打ち』『忖度バカ』など多数。

※週刊ポスト2019年3月8日号

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