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イ・ボミ 崖っぷちシーズンの命運を託す「2人の男」

「スマイル・キャンディ」に笑顔は戻るか(共同通信社)

 3月7日からの「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球ゴルフ倶楽部)で、女子ゴルフ日本ツアーが開幕する。元賞金女王(2015年、2016年)のイ・ボミ(30)にとっては、“崖っぷち”のシーズンとなる。昨季は賞金ランキング83位に終わり、「今季も50位以下なら複数年シードの期間が切れ、日本ツアー撤退も囁かれている」(担当記者)のだ。

「復活の鍵を握る1人が高校時代から彼女を長く指導してきたチョ・ボムス氏です。2017年に2人は指導方針を巡る対立などがあって袂を分かち、そこからスランプが始まったといわれている。もう一度、しっかりタッグを組めば、復活のきっかけになるはずだ」(同前)

 実は、昨年9月に開催された「日本女子プロゴルフ選手権」の練習ラウンドで、イ・ボミに寄り添うボムス氏の姿があった。

「いよいよ“復縁”かと注目されたが、同大会でイ・ボミは2日目に背中痛を訴えて棄権。その後、ボムス氏が本格的に指導を再開したという話は聞かない。

 気になるのは、昨年11月に交際が大々的に報じられた韓国人俳優イ・ワンの存在です。交際は順調で、結婚も視野にあるといいますが、徹底した厳しい指導で知られるボムス氏との師弟関係の完全復活と、恋人との時間の確保の両立は、なかなか難しそうに見える」(女子ツアー関係者)

 きめ細やかなファンサービスで抜群の人気を誇るイ・ボミが日本ツアー撤退となれば、数え切れないファンが悲しむことになる。「2人のキーマン」からのサポートを両立し、完全復活のシーズンにできるか。

※週刊ポスト2019年3月15日号

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