「基本的には入社後に決まると思いますが、事前に抜擢されるケースも少なくありません。先日フリーに転身したテレビ朝日の宇賀なつみアナは、入社したその日に後にMCを務める『報道ステーション』のお天気コーナーに出演しています。

 最近で言えば同じくテレ朝で、異色の“毒舌キャラ”として人気の弘中綾香アナがまさにソレです。入社前から研修中の発言などが『面白い』とスタッフに評判だったため新人のうちからバラエティ番組に抜擢された。

 テレ朝はその傾向が目立ちますが、日テレも昨年は新人アナ2人をそれぞれ『行列のできる法律相談所』『世界まる見え!テレビ特捜部』という看板番組に抜擢しました。アナウンサーがタレント並みの人気を誇り、フリー転身が増えているので、新陳代謝を促すキャスティングが今後は主流になるかもしれませんね」(同前)

『速報!甲子園への道』で神宮球場で取材する弘中綾香

 それを象徴するのが、この4月にテレ朝に入社した元乃木坂46メンバー・斎藤ちはるアナが『羽鳥慎一モーニングショー』に早くも出演した件だ。斎藤アナは4月1日から番組に出演。いきなり“初鳴き”を済ませてしまったのだ。そして、同期入社で「2016ミス・インターナショナル3位」の下村彩里アナも『報道ステーション』の“お天気お姉さん”への抜擢が発表された。

「報道番組が強いテレ朝はこれまでクセのない上品なタイプを採用することが多かった中で、今年は乃木坂46の元メンバー、元ミス・インターナショナルと“派手”な印象です。しかも2人とも即看板番組に大抜擢。これは彼女たちの入社と入れ替わりで退社した宇賀なつみアナと小川彩佳アナの後継者と目されている証拠でしょう。両番組とも元々2人が担当していた番組です。新しいエースアナの育成が急務と認識しているのでは」(前出・丸山氏)

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