芸能

有村藍里、決めるのは自分「整形した方がいい」とは言えない

「整形」をカミングアウトした有村藍里

 日本の芸能界ではいまだタブー視されている「整形」。だからこそ、彼女の告白に日本中が驚きを隠せない。だが、「整形」について語る彼女の表情には一切の悲壮感などない。彼女が手にしたのは美しさだけではなかった──。

「本当に整形してよかったと思っています。1ミリの後悔もありません。人生が楽しくなりました」

 きっぱりと言い切り、晴れやかな笑顔を浮かべるのは有村藍里(28才)だ。“国民的女優・有村架純の姉”として認知している読者も多いだろう。

 3月3日、そんな彼女がブログで美容整形を告白。同日に放送された、手術に密着したドキュメント番組『ザ・ノンフィクション』(フジテレビ系)は高視聴率を叩き出すなど、大きな反響を呼んだ。

 有村が整形を決断したのは1年前。迷いはなかったという。

「自分ひとりで決断しました。親には“整形する“とだけ報告はしましたが、私の性格をわかっているので、止めることはしませんでした」

 幼い頃から人見知りで、中学時代はほぼ不登校。そんな引っ込み思案な性格を直したいと、16才の時に芸能界に足を踏み入れた。「新井ゆうこ」の芸名でグラビアモデルとして出身地である関西を中心に活動していた有村だが、ある報道を機に一躍注目を浴びることとなる。2015年にスポーツ紙で「有村架純の姉」と突然報じられたのだ。紙面に掲載された写真は瞬く間にネット上に拡散され、「妹に全然似ていない」「ブス」「売名」といった心ない言葉が並んだ。

「隅から隅まで読みましたよ。もちろん傷つくことも多いんですけど、ハッと気づかされることもありました。もともと報道される前から自分の顔にコンプレックスを持っていました。鏡を見るたびに“なんかブスやなぁ~”って…。でも、どこがダメなのかがわかっていなかった。そんな時に“口元が残念“というコメントが目に留まって。“そうか! 口か!”って」

 以来、メイクや歯並びの矯正など、自分なりにコンプレックス解消法を模索した有村。だが、いずれも理想にはほど遠く、苦悩する日々を送る。そんななか相談に行ったクリニックで決定的な一言を告げられる。

「骨の問題だから整形するしかない」

 この一言で手術を受けることを決断した有村。だが、手術直前にはもちろん不安もあったという。

関連記事

トピックス

事実上の戦力外となった前田健太(時事通信フォト)
《あなたとの旅はエキサイティングだった》戦力外の前田健太投手、元女性アナの年上妻と別居生活 すでに帰国の「惜別SNS英文」の意味深
NEWSポストセブン
1992年にデビューし、アイドルグループ「みるく」のメンバーとして活躍したそめやゆきこさん
《熱湯風呂に9回入湯》元アイドル・そめやゆきこ「初海外の現地でセクシー写真集を撮ると言われて…」両親に勘当され抱え続けた“トラウマ”の過去
NEWSポストセブン
笑顔に隠されたムキムキ女将の知られざる過去とは…
《老舗かまぼこ屋のムキムキ女将》「銭湯ではタオルで身体を隠しちゃう」一心不乱に突き進む“筋肉道”の苦悩と葛藤、1度だけ号泣した過酷減量
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:
【激太りの近況】水原一平氏が収監延期で滞在続ける「家賃2400ドル新居」での“優雅な生活”「テスラに乗り、2匹の愛犬とともに」
NEWSポストセブン
折田楓氏(本人のinstagramより)
「身内にゆるいねアンタら、大変なことになるよ!」 斎藤元彦兵庫県知事と「merchu」折田楓社長の“関係”が県議会委員会で物議《県知事らによる“企業表彰”を受賞》
NEWSポストセブン
“ボディビルダー”というもう一つの顔を持つ
《かまぼこ屋の若女将がエプロン脱いだらムキムキ》体重24キロ増減、“筋肉美”を求めて1年でボディビル大会入賞「きっかけは夫の一声でした」
NEWSポストセブン
チームを引っ張るドミニカ人留学生のエミールとユニオール(筆者撮影、以下同)
春の栃木大会「幸福の科学学園」がベスト8入り 元中日監督・森繁和氏の計らいで来日したドミニカ出身部員は「もともとクリスチャンだが幸福の科学のことも学んでいる」と語る
NEWSポストセブン
横山剣(右)と岩崎宏美の「昭和歌謡イイネ!」対談
【横山剣「昭和歌謡イイネ!」対談】岩崎宏美が語る『スター誕生!』秘話 毎週500人が参加したオーディション、トレードマークの「おかっぱ」を生んだディレクターの“暴言”
週刊ポスト
”乱闘騒ぎ”に巻き込まれたアイドルグループ「≠ME(ノットイコールミー)」(取材者提供)
《現場に現れた“謎のパーカー集団”》『≠ME』イベントの“暴力沙汰”をファンが目撃「計画的で、手慣れた様子」「抽選箱を地面に叩きつけ…」トラブル一部始終
NEWSポストセブン
母・佳代さんのエッセイ本を絶賛した小室圭さん
小室圭さん “トランプショック”による多忙で「眞子さんとの日本帰国」はどうなる? 最愛の母・佳代さんと会うチャンスが…
NEWSポストセブン
春の雅楽演奏会を鑑賞された愛子さま(2025年4月27日、撮影/JMPA)
《雅楽演奏会をご鑑賞》愛子さま、春の訪れを感じさせる装い 母・雅子さまと同じ「光沢×ピンク」コーデ
NEWSポストセブン
自宅で
中山美穂はなぜ「月9」で大記録を打ち立てることができたのか 最高視聴率25%、オリコン30万枚以上を3回達成した「唯一の女優」
NEWSポストセブン