2000年には、ホステスをホテルに連れ込み、手かざしの「ヒーリング」を行なうといいながら、全裸にしてセクハラしたとしてスキャンダルに。そんな時でも、会見では「私の股間、いやコケンに関わること」といって笑いをとった。
牧を知る出版プロデューサーの山田鉄馬氏が語る。
「とにかく巨乳好きで、タイプの女性にはすぐ手を出してしまう。合計5回も結婚していますから。でも目の前で屁をこかれただけで離婚しちゃう、短気な一面もあった。時折見せるゾッとするほどの冷たさは恐かったです。金も女も芸も、全てに全力で生きた人でした」
一般人には理解できないスターの“狂気”は、日本の芸能界に“独特の光”を照らしていた。
※週刊ポスト2019年4月19日号