ライフ

専門医が勧める便秘解消の快腸食品6 オリーブオイルなど

ヨーロッパで古くから便秘解消効果が認められているエキストラバージン・オリーブオイル(写真/アフロ)

「たかが便秘」と思いきや、高齢者にとっては大きな問題だ。日本の女性の死因ナンバーワンである大腸ガン。この大腸ガンの症状として、急にはじまった便秘があるのだ。高齢者の便秘を防ぐのに有効な食物6つを松生クリニック院長の松生恒夫さんに聞いた。

◆エキストラバージン・オリーブオイル

 小腸内に長くとどまり、刺激したり大腸内で便をスムーズに動かす働きがあるといわれるオレイン酸を多く含む。ほかにもエキストラバージンにだけ含まれるオレオカンタールは強い抗炎症作用があり、腸や体の老化防止も期待できる。キウイなどのフルーツや温かなココアのほか、和食にも合う。納豆やみそ汁、豆腐などに気軽にかけてみよう。

◆キウイ・バナナ

 キウイは不溶性・水溶性の食物繊維の割合バランスが理想的で、便通改善にはイチオシ。同じくバナナは便通改善に効果的なマグネシウムと食物繊維、さらに腸内環境をよくするオリゴ糖も豊富に含む。

◆ココア

 リグニンという食物繊維や抗酸化作用の強いカカオポリフェノールを多く含み、便通改善効果が知られている。ココア油脂が温度の低下を防ぎ、温かなココアを飲むことで腸の保温効果も期待できる。甘味料を足すならオリゴ糖を。

◆もち麦

 水溶性食物繊維の割合がダントツに多い大麦の一種、もち麦。大麦β-グルカンは便通改善のほか、血糖値の上昇や血中コレステロールを抑える。 白米とともに炊いたり、スープの浮き身や茹でてサラダにするのもおすすめ。

◆ペパーミント

 ペパーミントの主成分メントールが腸管の筋肉の収縮を抑制して、腸をリラックスさせ、便秘やストレスによる腹痛や膨満感を緩和してくれる。温かいミントティーで、気分もリフレッシュする。

※女性セブン2019年4月25日号

関連記事

トピックス

大谷翔平と真美子さんの胸キュンワンシーンが話題に(共同通信社)
《真美子さんがウインク》大谷翔平が参加した優勝パレード、舞台裏でカメラマンが目撃していた「仲良し夫婦」のキュンキュンやりとり
NEWSポストセブン
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の発生時、現場周辺は騒然とした(共同通信)
「子どもの頃は1人だった…」「嫌いなのは母」クロスボウ家族殺害の野津英滉被告(28)が心理検査で見せた“家族への執着”、被害者の弟に漏らした「悪かった」の言葉
NEWSポストセブン
理論派として評価されていた桑田真澄二軍監督
《巨人・桑田真澄二軍監督“追放”のなぜ》阿部監督ラストイヤーに“次期監督候補”が退団する「複雑なチーム内力学」 ポスト阿部候補は原辰徳氏、高橋由伸氏、松井秀喜氏の3人に絞られる
週刊ポスト
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“最もクレイジーな乱倫パーティー”を予告した金髪美女インフルエンサー(26)が「卒業旅行中の18歳以上の青少年」を狙いオーストラリアに再上陸か
NEWSポストセブン
大谷翔平選手と妻・真美子さん
「娘さんの足が元気に動いていたの!」大谷翔平・真美子さんファミリーの姿をスタジアムで目撃したファンが「2人ともとても機嫌が良くて…」と明かす
NEWSポストセブン
メキシコの有名美女インフルエンサーが殺人などの罪で起訴された(Instagramより)
《麻薬カルテルの縄張り争いで婚約者を銃殺か》メキシコの有名美女インフルエンサーを米当局が第一級殺人などの罪で起訴、事件現場で「迷彩服を着て何発も発砲し…」
NEWSポストセブン
「手話のまち 東京国際ろう芸術祭」に出席された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年11月6日、撮影/JMPA)
「耳の先まで美しい」佳子さま、アースカラーのブラウンジャケットにブルーのワンピ 耳に光るのは「金継ぎ」のイヤリング
NEWSポストセブン
逮捕された鈴木沙月容疑者
「もうげんかい、ごめんね弱くて」生後3か月の娘を浴槽内でメッタ刺し…“車椅子インフルエンサー”(28)犯行自白2時間前のインスタ投稿「もうSNSは続けることはないかな」
NEWSポストセブン
芸能活動を再開することがわかった新井浩文(時事通信フォト)
《出所後の“激痩せ姿”を目撃》芸能活動再開の俳優・新井浩文、仮出所後に明かした“復帰への覚悟”「ウチも性格上、ぱぁーっと言いたいタイプなんですけど」
NEWSポストセブン
”ネグレクト疑い”で逮捕された若い夫婦の裏になにが──
《2児ママと“首タトゥーの男”が育児放棄疑い》「こんなにタトゥーなんてなかった」キャバ嬢時代の元同僚が明かす北島エリカ容疑者の“意外な人物像”「男の影響なのかな…」
NEWSポストセブン
滋賀県草津市で開催された全国障害者スポーツ大会を訪れた秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
《“透け感ワンピース”は6万9300円》佳子さま着用のミントグリーンの1着に注目集まる 識者は「皇室にコーディネーターのような存在がいるかどうかは分かりません」と解説
NEWSポストセブン
真美子さんのバッグに付けられていたマスコットが話題に(左・中央/時事通信フォト、右・Instagramより)
《大谷翔平の隣で真美子さんが“推し活”か》バッグにぶら下がっていたのは「BTS・Vの大きなぬいぐるみ」か…夫は「3か月前にツーショット」
NEWSポストセブン