「白血病にはリンパ性と骨髄性がありますが、年齢から考えて、岡村さんは骨髄性の白血病であると考えられます。治療としては、まず抗がん剤を用いた『寛解導入療法』を行う。2~3週間ほどで染色体などの検査結果が出揃うので、それをもとに抗がん剤による化学療法のみとするか、その後、骨髄移植をするかを決めることになります。再発リスクが高い場合は骨髄移植を検討しますが、年齢と共に治療の副作用に耐えられなくなり、60才を超えると骨髄移植により死期が早まることもある。現在57才の岡村さんにとっては難しい選択になります」
今、岡村が気にかけているのは最愛の家族のことだ。
「岡村さんと娘さんは“友達親子”のような関係で、ジムに一緒に通ったり、娘さんが流行りの音楽を岡村さんに教えてあげたりしているそうです。娘さんは現在大学4年生ですから、進路や将来について心配は尽きないはず。高齢のお母さんのことも気がかりでしょう。そんな時に自分が病気になってしまって、今は不安やショックが大きいと思います」(岡村の知人)
岡村の作った歌詞は同世代の女性たちを優しく励まし、1990年代初頭には“OLの教祖”と称された。今は日本中のファンが「あきらめないで」とエールを送っている。
※女性セブン2019年5月9・16日号