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2019.06.08 16:00  週刊ポスト

サンデーサイレンスの優秀な孫たちを母に持つ2歳新馬に注目

エピファネイアにとってサンデーサイレンスは曾祖父にあたる

エピファネイアにとってサンデーサイレンスは曾祖父にあたる

 待ちに待った2歳新馬戦(メイクデビュー)が始まった。レースで活躍したスターホースが、種牡馬としてどれだけのポテンシャルを秘めているのか楽しみだ。競馬歴40年のライター・東田和美氏が、注目の2歳新馬について考察する。

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 平成元(1989)年の中央競馬種牡馬ランキングを見ると、1位カナダ産のノーザンテースト、2位アメリカ産のミルジョージなど、リーディング上位10頭のうち8頭までが輸入。日本で競走生活を送った馬はトウショウボーイとマルゼンスキーだけだった。

 当時の日本は“競馬ブーム”で、GIレースを沸かせたイナリワン、スーパークリーク、オグリキャップなども次々種牡馬になったが、産駒の成績は芳しくなかった。

 そんな中、サンデーサイレンス(以下SS)が平成7(1995)年に首位に立つと、それから13年間リーディングサイヤーの座を守り、5年後の平成12(2000)年には早くも産駒フジキセキがリーディング6位にランクイン。以後、ダンスインザダーク、スペシャルウィーク、アグネスタキオン、マンハッタンカフェとSS産駒は種牡馬としても成功を収め、24(2012)年からはディープインパクトが首位を守り続けている。

 SSの子はGIを勝った馬だけでなく、未出走馬も含めて40頭ほどが種牡馬になり、フジキセキ産駒のキンシャサノキセキ、ネオユニヴァース産駒ヴィクトワールピサなど、着実に血脈を広げている。

 平成前期には、ラムタラやエリシオといった「大物種牡馬」も輸入されたが、思うような結果を出すことができなかった中、SS産駒は日本競馬の中核を固めている。昨年ベスト10にランクインした種牡馬のうち5頭はSS産駒。その他4頭も日本で走っており、輸入種牡馬はハービンジャーただ1頭だ。

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