国内

秋篠宮さまから伝わる“娘の意思を尊重したい”との思い

娘の意思を尊重したい思いが伝わってくる(撮影/小倉雄一郎)

 秋篠宮家の長女、眞子さま(27才)の婚約内定者である小室圭さん(27才)が米留学に旅立ってから1年が経とうとしている。小室さんは現在、米ニューヨークにて3か月にわたる夏休みを過ごしている。

「小室さんは5月に行われたコースの修了式を欠席して以来、大学周辺で見かけられていません。大学では、夏休み期間中に短期留学生を学生寮に迎え入れるため、在校生は一時退寮を求められます。

 代理人弁護士によると、小室さんは帰国せず現地で勉強に勤しむそうですが、その消息は全くつかめていません」(現地メディア関係者)

 そんな中、眞子さまが7月9日、小室さんがいるアメリカに向かわれる──。

「娘から話を聞いておりませんので(中略)私はわかりません」

 秋篠宮さまは6月21日、ポーランド、フィンランド訪問を前にした会見で、眞子さまの結婚の見通しについてこう話された。

「秋篠宮ご夫妻は、眞子さまとは結婚についての会話がない状態が続いているそうです。秋篠宮家では、子供たちそれぞれの意思を尊重する子育てをされてきました。今さら、眞子さまが決められたことを否定するわけにはいかないというご夫妻の思いもあるのでしょう」(宮内庁関係者)

 昨年11月、秋篠宮さまは自身の誕生日会見で「ふたりが結婚したいという気持ちがあるのであれば、やはりそれ相応の対応をするべき」「(現状では)納采の儀は行えない」と、結婚に対して踏み込んだ発言をされた。しかし、訪欧前の会見では、“わからない”と話されるにとどまった。

「誕生日会見での発言は“踏み込みすぎた”という反省があったのではないでしょうか。結婚についてさほど言及しなければ、世間で話題にならず、そのうちに関心も薄れると考えられたのでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 小室家に金銭トラブルが発覚してから、ふたりの結婚に対する世間の風当たりは厳しい。そんな中でも、秋篠宮さまのご対応からは、“娘の意思を尊重したい”という思いが伝わってくる。

「秋篠宮さまは“国民感情”を大切にされます。今は結婚に否定的な声が大きくても、いずれ“そこまで貫くならば結婚させてあげたい”という機運が生まれたり、そもそも結婚の話題が沈静化するようなら、結婚に向けて何らかの方法を考えられるでしょう」(皇室ジャーナリスト)

※女性セブン2019年7月18日号

秋篠宮ご夫妻の胸中は…(撮影/横田紋子)

関連記事

トピックス

近年ゲッソリと痩せていた様子がパパラッチされていたジャスティン・ビーバー(Guerin Charles/ABACA/共同通信イメージズ)
《その服どこで買ったの?》衝撃チェンジ姿のジャスティン・ビーバー(31)が“眼球バキバキTシャツ”披露でファン困惑 裁判決着の前後で「ヒゲを剃る」発言も
NEWSポストセブン
2025年10月末、秋田県内のJR線路で寝ていた子グマ。この後、轢かれてペシャンコになってしまった(住民撮影)
《線路で子グマがスヤスヤ…数時間後にペシャンコに》県民が語る熊対策で自衛隊派遣の秋田の“実情”「『命がけでとったクリ』を売る女性も」
NEWSポストセブン
(時事通信フォト)
文化勲章受章者を招く茶会が皇居宮殿で開催 天皇皇后両陛下は王貞治氏と野球の話題で交流、愛子さまと佳子さまは野沢雅子氏に興味津々 
女性セブン
各地でクマの被害が相次いでいる(右は2023年に秋田県でクマに襲われた男性)
「夫は体の原型がわからなくなるまで食い荒らされていた」空腹のヒグマが喰った夫、赤ん坊、雇い人…「異常に膨らんだ熊の胃から発見された内容物」
NEWSポストセブン
雅子さま(2025年10月28日、撮影/JMPA
【天皇陛下とトランプ大統領の会見の裏で…】一部の記者が大統領専用車『ビースト』と自撮り、アメリカ側激怒であわや外交問題 宮内庁と外務省の連携ミスを指摘する声も 
女性セブン
相次ぐクマ被害のために、映画ロケが中止に…(左/時事通信フォト、右/インスタグラムより)
《BE:FIRST脱退の三山凌輝》出演予定のクマ被害テーマ「ネトフリ」作品、“現状”を鑑みて撮影延期か…復帰作が大ピンチに
NEWSポストセブン
名古屋事件
【名古屋主婦殺害】長らく“未解決”として扱われてきた事件の大きな転機となった「丸刈り刑事」の登場 針を通すような緻密な捜査でたどり着いた「ソフトテニス部の名簿」 
女性セブン
今年の6月に不倫が報じられた錦織圭(AFP時事)
《世界ランキング急落》プロテニス・錦織圭、“下部大会”からの再出発する背景に不倫騒と選手生命の危機
NEWSポストセブン
各地でクマの被害が相次いでいる(左/時事通信フォト)
《空腹でもないのに、ただただ人を襲い続けた》“モンスターベア”は捕獲して山へ帰してもまた戻ってくる…止めどない「熊害」の恐怖「顔面の半分を潰され、片目がボロり」
NEWSポストセブン
カニエの元妻で実業家のキム・カーダシアン(EPA=時事)
《金ピカパンツで空港に到着》カニエ・ウエストの妻が「ファッションを超える」アパレルブランド設立、現地報道は「元妻の“攻めすぎ下着”に勝負を挑む可能性」を示唆
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さんの胸キュンワンシーンが話題に(共同通信社)
《真美子さんがウインク》大谷翔平が参加した優勝パレード、舞台裏でカメラマンが目撃していた「仲良し夫婦」のキュンキュンやりとり
NEWSポストセブン
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の発生時、現場周辺は騒然とした(共同通信)
「子どもの頃は1人だった…」「嫌いなのは母」クロスボウ家族殺害の野津英滉被告(28)が心理検査で見せた“家族への執着”、被害者の弟に漏らした「悪かった」の言葉
NEWSポストセブン