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2019.07.22 16:00  週刊ポスト

高田文夫 少年野球チーム「ジャニーズ」と闘った少年時代

 うちのチームの練習には、花形のお兄ちゃんと呼ばれる人が時々ノックをしにやってきました。まさに戦後史ですが、渋谷といえば大学出のインテリが集まった愚連隊“安藤組”。安藤昇の右腕といえば映画にも本にもなっている最強の男・花形敬です。渋谷から世田谷にかけての大地主の坊ちゃんでもありました。ジャニーズは喜多川さんの強いノックをうけ、我々は花形さんのヤクザノックできたえられました(全然放送禁止でもありませんよ。戦後の山の手史です)。ジャニーズとは2戦して2敗でした。

 伝説にもなっていますが、雨で野球ができない日、ジャニーさんとあおい輝彦(のちに4人組の初代・ジャニーズ)たちは映画『ウエスト・サイド物語』を見ました。そう、ジョージ・チャキリスがカッコよく歌い踊ります。「これからはこれだ!」ジャニーさんはひらめきました。私は友人と映画『社長漫遊記』を見に行き「やっぱ森繁とのり平はいいねぇ」など言ってる子供でした。人生の分岐点です。

 1年後テレビでは野球の相手がジャニーズと名乗り踊ってました。

※週刊ポスト2019年8月2日号

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