国内

吉本興業は国と何をやってきたか、省庁別取り組み事業を紹介

政府と連携する事業も行う吉本興業の大崎会長(時事通信フォト)

 闇営業問題から発展して、そのブラックな企業体質が問われることとなった吉本興業。近年は政府と連携する事業にも多く取り組んでおり、税金を投入すべき企業としてふさわしくないのではないかとの指摘も多い。

 そこで、国が吉本とともに取り組んでいる事業を関連省庁別に紹介する。(経産省が公式サイトで公表している「吉本興業事業概要資料」をもとに再構成した)

【経済産業省】
・官民ファンド「クールジャパン機構」が今年4月、吉本興業とNTTによる教育事業に最大100億円を出資することを決定。

・47都道府県の「住みます芸人」がイベントでPRするなど、経産省が掲げる「プレミアムフライデー」の普及・促進に協力。

【内閣府】
・地方への移住促進のPRのため、「住みます芸人」が政府広報の公式サイトや地域情報誌等で各地の魅力を紹介。(2017~2018年度)

【法務省】
・再犯防止推進法の施行に基づき作成された「平成30年版・再犯防止推進白書」の表紙に、パラパラ漫画の人気芸人・鉄拳のイラストを採用。

・明治改元150年の記念イベント「奈良赤レンガFESTIVAL」を後援し、所属芸人がネタを披露。(2018年11月)

・法務省の公式サイト上で同省の取り組みをわかりやすく紹介する動画「もっと知ってほしい!法務省」に多数の芸人が登場。

・夏休み中の小学校中学年~高校生が法務省を見学する「法務省こども見学デー」に所属芸人が参加。(今年8月7~8日)

関連記事

トピックス

水原一平氏のSNS周りでは1人の少女に注目が集まる(時事通信フォト)
水原一平氏とインフルエンサー少女 “副業のアンバサダー”が「ベンチ入り」「大谷翔平のホームランボールをゲット」の謎、SNS投稿は削除済
週刊ポスト
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
女性セブン
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン